茶道への架け橋としての期間限定完結型のレッスンと共に、
茶道の心の教えを軸にした研修・セミナー・講座等々を
京都・大阪・東京にて開いております合同会社紅翠でございます。
プレ講座を経て、本年一月より始まりました新講座
「そっと伝えておきたい和の心得~おもてなしを受け取るチカラ」と共に、
私には、ずっと心の奥に温めていたものがありました。
いつか形にしたいと思いつつ、長年形に出来ずにいたもの
それがようやく、、ほんにようやく、、ご助言も頂き形になりつつ、平成29年秋に開講の運びとなりました。
「紅翠流花嫁修業講座」
秋開講に向けて・・
開講前のお話し会(説明会)のご案内とお申し込みはこちらから★
本日は「その4」にお付き合いくださいませ。
「内と外」ということに気を配りましょ!ということです。
美しいお嬢様なのに、残念・・と思う場面に遭遇することがあります。
「家着」と「よそゆき」
「家族」と「お人様」
「内と外」
着飾って出かけましょう、ということでもありませんし、外面をとり繕いましょうということでも勿論ありません。
よそ(他所)に思いを馳せて、場に相応しい装いと所作が素敵ね!ということです。
ある時、
装いは整っていましたのよ、、
稽古にお見えくださっています美しいお嬢様
お茶のお稽古の時、白ソックスのご持参願っていまして、それもちゃんとご用意くださっていましたのよ。
ここまでは、二重丸◎
けれど、次の瞬間、私
「これ〜」って 叫びました(笑)
畳にお尻をドカンと降ろして、靴下を履いてくださるところを目撃!
(スリムな方ですから、この表現はゴメンなさい)
「よそのお宅で、そんな所作、百年の恋も冷めますよ〜!」
その日は、お二人のこの現場を目撃!
他所様に伺うとき、場に相応しく、ご自身のあり様に合った装いをしていますか?
先様の伺った時、靴下や足袋の替え、上手に美しく脱ぎ履き出来ていますか?
出先で、美しく羽織やコートが脱げますか?
脱いだものはどうしていますか?
なんでもないことです。
別にそれが出来なかったからといって、お困りにならないかも知れません。
けれど「紅翠流花嫁修業講座」では、なんでもないことを大切に学び合いたいと思うのです。