『トンイ』 より先に観ておけば良かった 『宮廷女官チャングムの誓い』①
3月に ついで読み した週刊誌の記事に触発され、ついに観てしまいました
今さら・・・と言われそうなんだけど、やっぱこれを観なきゃ、韓国ドラマは語れないのです。
それは、日本での韓国時代劇ブームの火付け役となった、名作 『宮廷女官チャングムの誓い』 (原題:大長今 200 3年)。
全54話という、私にとっては長編です。
でも、やっぱりハマるもんですね~。
観始めたら、あっという間って感じでした(「まぁ、韓国ドラマってどんな作品でもみんなハマるんだけどサ」・・・同僚談)。
とにかく2003年作品なんだから、なんとなしの古さは感じます。
ハングル、出てきませんし。
使われている音楽のセンスもなんか・・・(男性オペラはやめてほしい)
でも時代劇なんだから、「携帯の機種が旧いなぁ」なんてこたぁないのです。
むしろ、今観ると色々な発見があります。
韓国で今も様々なドラマが作られていますが、これが原典って感じがします。
色々なドラマがみんな2番煎じだとは言いません。
“ドラマとしての面白さ”のエッセンスが、2003年に原型作りされていた、ということでしょうか。
幼少期の過酷な運命というのは時代劇ドラマの定番ですし、料理コンテスト、医療コンテスト(という言い方はされていませんが)で視聴者をグイグイ引っ張るのは、現代ドラマでもやってますしね。
そういう面白さを2003年に打ち出したのが画期的だったでしょうし、だから放送開始後すぐに 50%超とかいう驚異的な視聴率を上げたのでしょう。
その面白さは国境を越えて、日本でも火が付いたわけです。
もっと早く観ておけば良かったですねぇ。
特に私の場合、『トンイ 』 (2010年)の前に観ておけば、さらに違った面白さが加わったことでしょう。
なんといっても、キム・ヘソン
トンイの良き理解者、監察府の チョン尚 宮ならぬ、本作ではジャングムの母親役パク・ミョンイです。
登場時は若い女官ですが、放映当時キム・ヘソンは33歳でした。
8年後、ミョンイは幼いチャングムを厳しく育てています。
この、キム・ヘソンの親友水刺間 のハン最高尚宮 が、 『がんばれ!クムス ン』(2005年)の、クムスンの実母を演じて視聴者を泣かせたヤン・ミギョン。
本作では、キム・ヘソンと夢の共演
(もうこの放映当時で41歳でしたけど)
で、この人が親友の娘と知らずに、宮廷料理の師匠として、養母に近い存在として、幼少時からずっとジャングムを厳しく鍛えていくのです。
ヤン・ミギョンの泣き演技 (ノДT) は、本作の中盤で視聴者の胸を熱くさせます。
女官シリーズを続けると、やっぱり三枚目はこの人。
トンイの監察尚宮役 のキム・ソイ。
この人はやがて、まさかの最高尚宮 にまで登り詰めますが、庶民(ジャングムの養父母)にまで「この人で大丈夫なのか」と首をかしげられます。
キム・ソイって そんな芸風で、針のむしろのようなドラマに癒しのコメディを加えてくれる、貴重な存在です。
ボケ役には、こちらも『クムスン』の従姉妹、チェ・ジャヘ。
そしてそして、チ・ジニ
武官ミン・ジョンホは、7年後に放映される『トンイ』で王様 へと出世するわけですね。
ジャングムは女官、すなわち王の女だからジョンホを愛せない境遇。
そんな封建的な制約が厳然としてあった時代の物語。
でも『トンイ』はなんだかそのあたりが緩くて、女官たちは武官(男)が自分たちの部署に来るというだけで、おめかししてワクワクするコミカルなシーンが描かれます。
もちろんその筆頭はキム・ソイでしたけど。
やっぱり、『トンイ』の前に『チャングム』観とくべきだった~。
本作を大ヒットさせたのは、主演のイ・ヨンエばかりでなく、本当の立役者はこの人、キョン・ミリ。
ものすごい悪役がハマってました。
『チャングム』って、もしかしたらこの人がどうして悪の道にハマリ、どんな末路を辿るのかというドラマなんじゃないか・・・ってくらい、すごい存在感でした。
いや~、この人の出演作をもっと観てみたい。
『チャングム』、もっと書いておきたいことはたくさんあるけど、とりあえず今回はここまで。
今さら・・・と言われそうなんだけど、やっぱこれを観なきゃ、韓国ドラマは語れないのです。
それは、日本での韓国時代劇ブームの火付け役となった、名作 『宮廷女官チャングムの誓い』 (原
全54話という、私にとっては長編です。
でも、やっぱりハマるもんですね~。
観始めたら、あっという間って感じでした(「まぁ、韓国ドラマってどんな作品でもみんなハマるんだけどサ」・・・同僚談)。
とにかく2003年作品なんだから、なんとなしの古さは感じます。
ハングル、出てきませんし。
使われている音楽のセンスもなんか・・・(男性オペラはやめてほしい)
でも時代劇なんだから、「携帯の機種が旧いなぁ」なんてこたぁないのです。
むしろ、今観ると色々な発見があります。
韓国で今も様々なドラマが作られていますが、これが原典って感じがします。
色々なドラマがみんな2番煎じだとは言いません。
“ドラマとしての面白さ”のエッセンスが、2003年に原型作りされていた、ということでしょうか。
幼少期の過酷な運命というのは時代劇ドラマの定番ですし、料理コンテスト、医療コンテスト(という言い方はされていませんが)で視聴者をグイグイ引っ張るのは、現代ドラマでもやってますしね。
そういう面白さを2003年に打ち出したのが画期的だったでしょうし、だから放送開始後すぐに 50%超とかいう驚異的な視聴率を上げたのでしょう。
その面白さは国境を越えて、日本でも火が付いたわけです。
もっと早く観ておけば良かったですねぇ。
特に私の場合、『
なんといっても、キム・ヘソン
トンイの良き理解者、
登場時は若い女官ですが、放映当時キム・ヘソンは33歳でした。
8年後、ミョンイは幼いチャングムを厳しく育てています。
この、キム・ヘソンの親友
本作では、キム・ヘソンと夢の共演
(もうこの放映当時で41歳でしたけど)
で、この人が親友の娘と知らずに、宮廷料理の師匠として、養母に近い存在として、幼少時からずっとジャングムを厳しく鍛えていくのです。
ヤン・ミギョンの泣き演技 (ノДT) は、本作の中盤で視聴者の胸を熱くさせます。
女官シリーズを続けると、やっぱり三枚目はこの人。
トンイの
この人はやがて、まさかの
キム・ソイって そんな芸風で、針のむしろのようなドラマに癒しのコメディを加えてくれる、貴重な存在です。
ボケ役には、こちらも『クムスン』の従姉妹、チェ・ジャヘ。
そしてそして、チ・ジニ
武官ミン・ジョンホは、7年後に放映される『トンイ』で
ジャングムは女官、すなわち王の女だからジョンホを愛せない境遇。
そんな封建的な制約が厳然としてあった時代の物語。
でも『トンイ』はなんだかそのあたりが緩くて、女官たちは武官(男)が自分たちの部署に来るというだけで、おめかししてワクワクするコミカルなシーンが描かれます。
もちろんその筆頭はキム・ソイでしたけど。
やっぱり、『トンイ』の前に『チャングム』観とくべきだった~。
本作を大ヒットさせたのは、主演のイ・ヨンエばかりでなく、本当の立役者はこの人、キョン・ミリ。
ものすごい悪役がハマってました。
『チャングム』って、もしかしたらこの人がどうして悪の道にハマリ、どんな末路を辿るのかというドラマなんじゃないか・・・ってくらい、すごい存在感でした。
いや~、この人の出演作をもっと観てみたい。
『チャングム』、もっと書いておきたいことはたくさんあるけど、とりあえず今回はここまで。