『宮廷女官チャングムの誓い』 ②と水刺間

王・王妃・皇太后の食事をつくる“水刺間(スラッカン)”。
『宮廷女官チャングムの誓い』 （原題：大長今 ( デジャングム)　2003年） で描かれる水刺間には、ドラマ 『食客』（(Gourmet)2008年）のなかで象徴的に語られるコック長“待令熟手(テリョンスクス)”が登場しません。

なんだろうなぁ、と思っていたのですが、どうも『食客』の設定が違うようで、待令熟手(テリョンスクス)は外厨房（(パクジュバン)宴会やお客さまの食事を作る）の長。
チャングムが異動させられ、口うるさい明国の使者をもてなした施設 “太平館”(テピョンカン) の食事は、外厨房で作られるようですね。

王族の普段の食事は男性の料理人ではなく、厨房女官によって作られます。
そこが “内厨房”(アンジュバン) で、水刺間はここに属すようです。

なので水刺間の長は最高尚宮（(チェゴサングン)ドラマ上の架空官職）になってるらしいです。


あんまり自信ないけど、そういうことかな。




（『食客』第１話で描かれる水刺間）



　　　　　　　　　　　　　　　


本作では色々な俳優さんの若い頃の姿が観られて、とてもうれしいです。

例えば、内医院の(ネウィウォン)ムードメーカー、調同（(チョドン)右の人物）。



彼女を演じたカン・ジョンファは、放映当時22歳。

翌年にはJKに扮して 『コックリさん』 （原題：分身娑婆　(プンシンサバ) 2004年）に出て、４年後に、
" target="_self">　『空くらい地くらい』 （(ハヌルマンクム　ッタンマンクム)2007年）に出演しています。