集めた署名を運動仲間にシュレッダーにかけられるという、とんでもないことが起きた私達の反対運動でしたが(詳しくは以前の記事をお読み下さい)

http://ameblo.jp/kitakyu-mamoru/entry-11987628851.html
http://ameblo.jp/kitakyu-mamoru/entry-11988220746.html

残りの署名は提出しました。

今日は、北九州市の対応が他市と大きく違うことについて、書いておきます。


普段の北九州市職員は他市と変わりありませんが、「放射能」についての質問や要望書の提出、行政交渉になると、豹変します。

私は、放射能についての質問や要望を他市、他県に複数いきましたが、北九州市の対応は変わっていて、最初から「話は聞きません!」という態度でした。

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公害防止協定書締結を求める署名・要望書は、一昨年5月30日に提出してきました。

提出した時の北九州市職員の様子を、当時の複数のメモから書いておきます。

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市長秘書室に行ったところ、書面の内容から環境局へ行ってくれと言われたので、なぜここで、受け取ってもらえないかをきくと、ここではこの内容について、答えないと言われました。
 
「環境局に渡した署名は北橋市長へ届けられますか?」 と聞いたら、秘書課の職員は、「環境局から市長室へ渡るかどうかわからない」と答えました。


 「では、この要望書に対する回答を市長からいただきたい」と告げると、


 「市長から回答もできるかどうかも答えられない」と答えました。
 
 
押し問答の末、環境局へ署名と要望書を提出しにいくと、


権限がある課長が不在。(権限のある人なら誰でもいいんだけど。誰もいない?)

 
その課長の名前を聞くと、「教えられない。」と答えました。

 
課長は週明けには戻るとのことでしたので、週明けに連絡をいただきたいというと、

 
「連絡するしないは課長が帰ってからでないとわからない。約束できない」と答えました。

 
要望書と署名は職員が受け取り、たぶんバイトがシュレッダーしたと思われます。
 
驚いたことは、以前住んでいた多@市との対応の違いです。
 
多@市では市民が出した要望書で回答がほしいというものに関しては必ずだいたい2週間前後で回答が返ってきました。(なかには1か月くらいかかるものもありましたが、必ず回答はきました)
また、市長に対する要望書は市長室の秘書の方が必ず受け取って、秘書室、あるいは市長から担当部署へ。


秘書も「必ず市長に渡しますので」と真摯に対応してくれました。
 
北九州市は市長あての要望書を秘書室が受け取らないという対応をしています。


これは完全に市民がばかにされている証拠じゃないでしょうか?
 
北九州市の秘書室の仕事っていったいなんでしょうか?
窓口に6人も職員がいますが、市長の護衛?
 
 
本当にあきれました。

メモは以上ですーーーーーーーーーーーーー

北九州市は市民が質問に行っても(アポ有り)、市民を立たせたまま、椅子もすすめません。(動画有り)


市民をこんな扱いをする市職員なんて・・・・他では見ません。(いわき市は普通でした)


ここで初めて見ました。


福岡県の職員は同じ内容の質問や文書開示請求をしたとき、普通に説明したし、アポなしでの質問・要望でしたが座って詳しく説明してました。(まあ、噛み合いませんけど・・・)


なんで、そうなのか~を考えると、ここは市民が文書公開請求をあまりしてないのではないだろうか・・・・・行政交渉も決まった人しかしてなくて(ほとんど身内みたいなもんだ)


カネミ油症もあるのに、PCB処理施設のJESCOが建設されたり、JESCO処理延長10年+PCB廃棄物を高濃度で処理することにも激しい反対が起こらないような町なのだ。


反対運動と行政・企業がズブズブなんだと思う。

反対運動が成功したことのない町

公害防止協定書か住民との間にない町

「公害を克服した町」とは、七色の煙をバグフィルターで目に見えないようにして、脱臭装置で臭いを少なくしただけの町だ。

七色の煙はPM2.5に変わり、それを知らない人々は「昔に比べたらマシになった」と満足してる。大人にもアトピー性皮膚炎のひとが多く目に付くし、それが、大気汚染も原因の一つであることに全く気づいていない。

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この署名を市役所に提出する際、私はガレキ受け入れ説明会に来ていた反対していた住民と一緒に行こうと探しましたが、焼却炉周辺住民200軒以上と全て話しましたが、反対していた市民に会えなかった。

どこへ行ったの?ホントに不思議。

反対運動コアメンバーのアナウンスでは、恒見地区に、瓦礫説明会に焼却反対していた地元住民が200人ほどいたという事でしたか・・・・・

200人の反対地元住民は、どこへ消えたのでしょうか・・・・・
 
北九州市には清掃工場だけでなく、
セメント工場、汚泥処理施設、
医療廃棄物の焼却場、火力発電所、
製鉄所、その他PMを排出する煙突が多数ありますが、住民との間に公害防止協定書がありません。
 
そして、焼却炉周辺住民は地域ボスを除いて、公害防止協定書がない事実を知りません。

弁護士には否定されましたが、他の市には住民との協定があります。協定締結は不可能ではありません。市も他市にあって、北九州で結ばないという、違いについてきちんとした解答はできてません。(他市に公害防止協定は存在する)

 


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