●安売りするハンドメイドイベントに出ない理由

こんにちは。中尾亜由美です。



私がイベントに決して出ない理由を書いてみようと思います。


ハンドメイドブームって、とうに去っています。

イベントももっともっと、昔はありました。


ちょっとママ同士がグループを組んで、イベント開催してみよ~

で、出展したい人は集まるけど、集客できないで、1,2度やって解散。

人を集められないって、出展者個人の問題もあるだろうけど、イベント主催者の責任は大きい。

地元でも事故も起きたくらい大盛況だった、ハンドメイドイベントも今や閑散としています。


わたしは、よく知ってる知り合いの主催者に頼まれて、1度イベントに出たことがあります。

こだわりを持ってやってる、安売りはしないイベントです。

出展者も主催者が選んでいます。

出展者はお店として普段営業をされている方ばかり。


でもやっぱり、イベントには出たくないな~と、思った。


それは、ひとりの作家として見られないから。

イベントに出てる手作りしてる人。と、ひとくくりにされるから。


なので、私は個展にこだわりました。


大阪でも最大級のイベントにも行ったが、安い値段の横で、1万以上の服なんて絶対売れない。

安い値段をつけて、買ってくれる人に「こんな作品で申し訳ないです~」みたいな感じで、売ってる(ごめんね)

こんなに人が来ても、絶対出展したくない。

ママが集まれば、出来ると安易にするが、利益はなく愚痴をもらす人もたくさん見てきています。

それと、仲間割れ。

真似した。

グループの中で値段の差があるから売れない。

やる気がある人ない人。


安くてもいいから売りたいだけなのか、作品としての価値を見て欲しいのか。


多分、ゆれるんだろうな~。。。売れないと次、作れないからね~。


私は、コラボはしたが、グループは組まない。

組んでもいいことは一つもないと思ってます。


わたしは、一つのブランドとしての自立にこだわりました。


コラボやグループ内で、温度差を感じてもめるなら、一人でやればいい。


手間ひまかけて、そんな値段付けて、「安いから買う」って思われるだけ。

いつまでたっても、「すみません、買ってもらって」精神が抜けないです。


どうして、正規の値段をつけないんだろう、って思います。


で、こちらの方の記事です↓

プチ起業、ママ起業が、非正規雇用の問題とつながっているということ

ガッツ~ンくるよ~。

ちゃんとした価格をつけること、それで逃げずに売ることに向き合うこと。

それが起業するってことだと思う。



そうなんだな~。


だから、以前こんな記事も書いた。


【どーせ、趣味でしょうと言われた主婦起業】

この翌日のアクセスは、10000でした。


私の過去のかっこ悪いお話です。


趣味ならそれでいいと思うの。

でも、縫製もちゃんとしてる、手間ひまかけてる自信があるなら、

譲れないプライドっているかな~って、思います。


ちなみに、イベントにはレベルがあるからね。

プロが集まるイベントもあります。

行って確かめてみて。

そこを見極めて、イベントに出るといいと思います。

売れるかは、あなた次第。


大人だけどかわいくいたいあなたに。。



中尾亜由美