こんばんは。台東区発信勇気づけリーダーの小松田百余です。
昨日のこの記事⇒片付けなさいと怒る前に の続きです。
どんな大人になってほしいですか?子育ての最終目標は?
と昨日お聞きしました。
いかがですか?
私は・・・
・自分で考えて自分で行動できる子になってほしい。
・身の回りのことは自分でできる子になってほしい。
そう思います。
では、自分で考え、自分で行動できる子になる為に
①怒ってやらせる
②ママがやってしまう
この2つの行動はどうでしょう?
①怒ってやらせる⇒指示しないとできない子
②ママがやってしまう⇒依存的な子
になってしまう可能性がありますね。
では、具体的にどうしたらいいか?考えていきましょう。
1、まずは、子どもの未来のために、
怒ってやらせること、ママがやってしまうことは手放しましょう
そして、ちょっと環境チェック
◎物の置き場は決まっていますか?
そもそも、お片づけをどこにするか決めていますか?
よく物の住所を決めましょうなんて収納アドバイザーの方はおっしゃっていますね。
◎導線は分かりやすいですか?
子どもが片付けがしやすい流れに、なっていますか?あちこち片付ける場所が離れていると、めんどうでやりたくなくなってしまいますね。
この2つをまず見直してみるそして、お子さんと相談してみるのもいいですね。自分でアイディアを出す、自分で決めるというのはとてもいい経験です。
「どうしたら、簡単な動きで楽しくお片付けがしやすくなるか?」
子ども目線を取り入れることはとっても大切です。
2、片付けないことに、注目しない
注目することで、その行為は強化され、ますます片付けなくなります。
怒って片付けたとしても、「ママに怒られないように片付ける」では、本当の意味で片付けを習得できたことにはなりません
3、ママが率先して片付けをする
迷子になった物たち、役目を終えた物たちをお家に帰してあげる、そんなイメージで、きめられた住所へママが率先して楽しくお片づけをしてみましょう。ママが出したものだけでいいんです。あくまで楽しくですよ
「あなたもやりなさい」の無言のオーラは出さずにねっ
そうすると、子どもたちも自分で気づいてやるようになります。
きれいになったお部屋に、気持ちいいね~と感動を共有しましょう
達成感で満たされると、また自然に片付けたくなりますよ。
4、結果は急がない。経過を大切に。
以前、保育士だった時の研修で、「結果を急ぐ」「待てない」「信頼できない」大人や保育士が増えてきたと警鐘を鳴らしている先生がいました。
成長には、その子自身が受容されている安心の中で、体中で感じて考えてやってみる。その経験がとても大切です。
ゆっくりと、時間をかけてお子さんもママも成長していけばいいのです
あちゃー私、「早くしなさいって怒ってばかり」というママも大丈夫
今、ここからです
5、自分で気づいてできた時には、勇気づけ&よい出し
自分で気づいてできたんだね。片付けると、気持ちがいいね。お弁当箱、早く洗えるから、助かるな。など、見逃さずに良い出ししましょう。ダメ出しの反対がよい出しです。子育てにも料理にも、良い出し(良い出汁)が大切です。
「怒ってダメ出し子育て」⇒「見守って良い出し子育て」へシフトチェンジしませんか?
ママもとっても楽になりますよ
長くなりました。
お読み頂きまして、ありがとうございます。