伝言ゲームは間違えていくものです☆～強くなるために698～

以前
勉強したことは教えないようにしましょう♪～645～
と紹介したことがあります

これはかなり大切なことだと思っています

昨日の
見よう見マネトレーニングは危険です！～696～
にも関わってくるんですけれども

特に指導者というか
練習メニューを作って説明する人が

有名な指導者が言っていたことを
そのまま説明したり

有名な選手がやっていたことを
そのままやらせたり

それだけだと
ただやっているだけの練習や
トレーニングになってしまったり
怪我の元にもなりかねません


「この練習の目的は」
って聞いた時に

「○○を意識しなさいと言われています」

っていう返事が来た時などは
要注意です


誰かに言っているからやっている
誰かがやっているからやっている

それだけでは
やらされている練習そのものです

指導者が率先して
誰かがやっていることをやらせているだけ

ただの伝言ゲームになりかねません

そして
伝言ゲームはご存知のように
いつの間にか中身が変わっているものです


指導者が伝言ゲームの一員になっている状態では
選手の間でも勘違いが生まれて
支離滅裂な練習になってしまっても仕方ありません

そうなってしまうと
見ている側からすると
いったいなんの練習をしているか
分からなくなってしまいます


これまでにも言ってきましたが
いい練習というのは
強い選手
強いチームがやっている練習のことではありません

自分達のチームの
現状と目的に合った練習というのが
いい練習です


なので
練習にしてもトレーニングにしても
形や言葉を真似るのではなくて

自分の言葉で説明できるようになるまで
自分の中で噛み砕くことができれば

ある程度
その意味や目的も分かってくると思うので

自分のチームにとって
本当に必要な練習・トレーニングなのかも
分かってくると思います


くれぐれも
伝言ゲームには参加しないようにですね



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