憲法9条の骨抜きに加担する創価公明党 | きなこのブログ

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日本を明るい未来へ…

公明党は、何と弁明しようが集団的自衛権の一穴を開けさせた責任は重大である。
http://31634308.at.webry.info/201406/article_13.html

公明党は、やはり連立を解消してまでは、自民党には抵抗出来ないらしい。

自民党と与党にいることが、余程安心らしい。

イヤよイヤよは、ポーズということだ。

公明党のこの態度を見ていると、生活の党が消費税増税の違いで離党したことを考えると、随分初心のようにも感じる。

消費税なんかよりも、憲法、国の安全(戦争)に関わることで、結局は与党に居ることの方が大事ということである。

このブログで、宗教を基盤とした政党は、長い長い歴史を見ると、宗教への不利益をなくすには時の権力に擦り寄っているのが最も安全と述べてきた。

そんなことを思いながら、日刊ゲンダイ紙を見ていたら、上記と関連する記事があった。

その部分を抜き出した。


集団的自衛権容認へ…公明党が震え上がったエゲツない脅し
http://www.nikkan-gendai.com/

■米国で「カルト認定」

公明党が「集団的自衛権」の行使を容認するのは、シナリオ通りという見方がないわけじゃない。

しかし、このタイミングで慌てて方針転換したのは、エゲツない脅しがあったからだ。

脅しのひとつは、安倍首相のブレーン飯島勲参与の発言である。

わざわざアメリカで公明党が嫌がる「政教一致」について発言した。

<公明党と創価学会の関係は政教一致と騒がれてきたが、法制局の発言の積み重ねで政教分離ということになっている>

<法制局の答弁が変われば『政教一致』が出てきてもおかしくない>

集団的自衛権を禁じてきた従来の憲法解釈を変えるように、政教一致についても変えるぞ、という脅しである。

しかし、公明党がそれ以上にビビったのは、創価学会の“カルト認定”だったらしい。


この記事には、飯島勲参与が米国で唐突に記者会見した発言が書かれている。

この発言は、公明党は創価学会との関係は「政教分離」と認めてもらっていたが、「政教一致」と認めてしまうぞという脅しである。

この発言を聞いたとき、明らかに公明党に圧力を掛けていると感じたが、やはりそういうことである。

それと連動して、米国に創価学会を「カルト認定」と言わせることだったらしい。

これが公明党の最大アキレス腱である。

一時期から与党の自民党に擦り寄ったのは、政府から創価学会について決して後ろ指を指させないためであると思っている。

政治において、こういうGive and Takeの関係の政党が一番タチが悪い。

表面で対立して見せているが、テーブルの下でしっかりと握手している関係である。

今や、創価学会の協力無くして、自民党議員の当選はままならない。

憲法解釈変更の是認は、憲政史上の重大汚点として歴史に名を刻む。


自民とGive and Takeしている公明党に、ブレーキ役は務まらない。

今、公明党は自民党のブレーキ役と任じているが、政治は結果である。

いくらポーズをとっていても、国民は自民と同類と見なす。

昨日、公明党の集団的自衛権の限定容認について、やっぱり与党の地位が捨てられないのかと批判的に書いた。

公明党の支持母体が創価学会ということは、自明の理である。

今や、自民党議員ですら、基盤の弱い議員は創価学会の支援なしに当選が出来ない状態に陥っている。

この世界、ただでご奉仕する程、甘いものではない。

選挙の時の動員は半端ではない。

選挙運動をすることが、学会への最大の貢献らしい。

こんなことを書いたのは、実際に私自身、実体験からそう思っているからだ。

まだ、我々家族と私の母が同居していたとき、突然母の親戚の子供という人から、近くまで来たので母に挨拶に(夕食時間に)寄りたいと電話があった。

母自身も何十年も会ったこともない人の子であったが、母の親戚、つまり私の親戚でもあるので、失礼がないように食事を用意して迎えた。

初めてなので、母を交えて歓談していた。

ところが、今日宿を取っていないので、泊めてほしいと言いだしたのだ。

初対面なのに随分大胆なことを言う人だと呆れたが、母の手前、いやだとも言えず泊ってもらうことになった。

ここからが本題であるが、いよいよ話すことも無くなった時期に、やおら、その人が国政選挙の話をはじめた。

この選挙区から公明党の〇〇氏が出馬するが、その人に是非投票してくれないかと言い出した。

その瞬間に、常識ではありえない今までの筋が、すぐに理解出来た。

これが創価学会の活動かと納得がいった。

心の中では「いい加減にしろ」と思いながら、もう投票する人は決まっていると言うと、気まずい雰囲気が流れた。

その人は、翌朝、私が会社に出勤した後に起きて、平然と妻に朝食の給仕をしてもらって帰って行ったという。

これが創価学会の活動の一端である。

正直、この根性には他のどんな政党の運動員も負けるだろう。

この行動一つとっても、「カルト」と言われても仕方がないような行為である。

公明党は、世の中に出てきたころ、世界平和を願う仏教に裏打ちされた「平和の党」と華々しく登場したが、

戦後誰一人戦争で犠牲者を出させなかった憲法9条を骨抜きにするような憲法解釈に加担する党

になってしまった。

それが、創価学会との「政教一致」と言わせないための対価、創価学会を「カルト集団」と言わせないための対価としたら、何のための宗教かわからない。

こんなことを書くと、目を付けられ抹殺されるかもしれない危惧を抱くほど、タブーに触れているかもしれない。

創価学会の婦人部が集団的自衛権には反対していると聞く。

それなら、こんなことを言わせないためにも、正々堂々と「政教一致」させて、阻止してほしいものだ。



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