続いて、
大船渡市の仮設住宅の運営について話を伺いました。

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陸前高田市についてはコチラ
大槌町についてはコチラ
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運営を実際におこなっている事業者の方から話を伺いました。



緊急雇用基金を活用して、
北上市(内陸の市)が大船渡市(沿岸部の市)を支援するスキーム。



コミュニティを醸成するというミッションのもと、
行政から受託して支援員を100名採用。



8月のお盆明けからはじめて9月1日から実施できた。


採用や労務管理などのノウハウがある人材派遣会社が受託。
社協や保健師、地元のNPOなどとも連携している。




支援員の勤務形態は
8時半~17時
土日は休んでいる。
コールセンターは年中無休。
緊急当番で1人は待機している。
事務局の支援員が待機。




支援員のメンタルヘルス管理もポイント。
今年の1月から臨床心理士を雇用してカウンセリングしている。



94人地元の大船渡の方を採用。
やめている人はいない。仮説住宅の住民からの感謝のお声がやりがいとなっている。


大船渡市には
37団地。
3700人。
1700世帯。
65歳以上の人が4割。

自力で自宅再建できるひとや、
復興住宅の入居が可能になった人は徐々に仮設住宅から転居していっている。

全体で、月20~30世帯出て行っている。
両隣が空いていくことで残った方のストレスになる。




支援員には常駐型と巡回型がある。
基本的には常駐している。


巡回型・・安否確認したら次の仮設の見回りに行く。面会拒否率が高くなってしまう。
常駐型・・イベントとかも一緒にする。訪問拒否率が低い。ここは3%
引きこもりが多いと孤独死が増える。

孤独死の抑制するために、
データ管理して、社協とか保健師などの専門機関につなぐ。
異常を察知してつなぐ。


一番大事にしているのは見守り。
お声がけによる安否確認。


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様々なイベントを開催し、
コミュニティづくりをしています。
その時の写真が集会所に貼られています。

高齢者男性が外に出てきてもらうためにはどうするかというのが。
夏祭りイベントを企画中。お酒が持ち込みOKのようなイベントには顔を出す。


開始当初:仮設住宅にまつわる悩み
→現在:心の悩み。眠れない。酒の依存。DV。
ハード面の悩みからソフト面への悩みへと変わってきている。


ラジオ体操をしながらコミュニティ活動の醸成をしている。
集会所の滞在時間が長くなっている。
話し相手が欲しい人が多い。
支援員の傾聴の研修も実施している。





仮設住宅の6割が民有地。
今回いった場所は公園施設用地だったので、
まとまった広さがあるが、
それが無い場合は、点在することになる。




また、仮設⇔みなし仮設⇔在宅被災者
の格差もあるとの話です。

みなし仮設・・・アパート借り上げの住宅で生活をしておられる方

仮設住宅であれば、
毎日、見回りをする方がいるのですが、
みなし仮設になると、点在しているから回りにくいのか
2週間に1回程度になってしまうとのこと。







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スタッフの方も仮設住宅に住んでおられます。





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インターン生とご対応いただいたスタッフの方と



ご対応いただき、
誠にありがとうございます。