アンニョンハセヨ、韓国料理家キムチ王子です。
いよいよ釜山の郷土料理最終回です。
最後の四つはどんな料理かみてみましょう。
１０．長足タコ炒め 낙지볶음
個人的にこの料理がどうして釜山の郷土料理になったか疑問に思いますが、
新鮮なタコをピリ辛のタレで炒めると説明の用がない絶品ですね。
酒が進みます
付け合せの素麺も欠かせないですね。
１１．ブンオ（フナ）チム 붕어찜
韓国では、淡水魚も良く食べますし、大きい湖とダムの周りには、淡水魚専門店が多いです。
キムチ王子も子供の頃から川で獲れた各種魚を食べました。
フナを始め、オイガワ、ドジョウ、沢蟹を食べながら育ちました。
魚を獲りながら川遊びをしました。
真夏の夜、村の友達がみんな集まって松明を灯して魚を獲った記憶は、忘れられない思い出になりました。
話がそれてしまいましたが、淡水魚は独特の泥臭さがあります。
ブンオチムだけじゃなく、淡水魚の料理に欠かさず使うのが、釜山のハーブのバンアイプ（カワミドリ）です。
ブンオチムは、粉唐辛子とニンニク、生姜を入れ、醤油で味付けをして煮詰める料理です。
粉唐辛子は泥臭さを無くす役割もしますので、たっぷり入れます。
淡水魚になれてない人は抵抗があると思いますが、その泥臭さと薬味の調和がとれたブンオチムは絶品です。
大人になってからは食べてないので、その味が恋しくなりました。
１２．しじみスープ（제첩국チェチョックッ）
釜山ではとてもポピュラーなスープがしじみのスープです。
味付けは塩のみですが、とてもシンプルながらしじみの旨みが詰まっているもので、市場などでよく売られています。
釜山では、お葬式の時しじみのスープも出します。
釜山のしじみスープの一番の特徴は、細短い昔ながらのニラを使うことです。
このニラは香りが強いため、しじみの魚臭さを消す役割をします。
テジクッパには必ず付いているニラの和え物も同じ役割をします。
釜山の人にとってニラの香りは、とても好きな身近な香りです。
＊実際釜山で食べるとニラがたっぷり入っています。
１３．テジクッパ 돼지국밥
釜山の名物言えば一番最初に出てくるのがテジクッパです。
釜山を歩くと驚くほど多いのがミルミョンとテジクッパの店です。
今はソウルにも店が出来ましたが、釜山で食べるその味を出すところはないと言われています。
三回に亘って釜山の郷土料理を紹介させていただきました。
美味しい時間になりましたか？
今度は、釜山の郷土料理ツアーを計画して見てはいかがですか
釜山の郷土料理１３（１～５）
釜山の郷土料理１３（６～９）
本田とキムチ王子のコラボイベントは満席になりました。
お申込みありがとうございました。
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第1木曜日 ４月４日、５月２日、６月６日、７月４日、８月１日、９月５日
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所沢でキムチ王子