黒澤公人のドキュメンテーションシステムの100年(1960年-2060年)

一次情報ダイレクトアクセス時代のドキュメンテーションシステム


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貸出されていないが、棚にないという本がたくさんある。

どこを探しても、見つからない。

しかし、実は、図書館中探すことはできない。探す場所は1カ所、本来、その本があるべき場所を探すしかないのだ。他のどこを探すことができるだろうか?

せいぜい、その周辺を探してみる以外にない。

 

最近は、業者よる蔵書点検というのを年に1回(蔵書の半分つづ)行っている。すると、行方不明本が見つかる場合もある。

それでも、みつからなければ、廃棄候補にする。

時々、とんでもない場所にあったりする。

 

蔵書点検で、あることは分かったが、どこにあるのか、判らないということもある。

その場合は、図書館システムの蔵書機能を利用して、Excelのファイルを作成する。

たとえば、蔵書点検で、20万冊おこなったとすると、その20万冊分の登録番号で、

その蔵書ファイルを作成する機能が、図書館システムにはある。

うちの大学図書館で、つかっている図書館システムでは、目録の汎用出力ファイルに、登録番号を読み込んだ順にファイルを吐き出す機能があるので、その機能を使う。

その吐き出されたファイルを、Excelに読み込んで、ファイルにしておく。

 

もし、探したい図書の所在が分からないとき、このファイルを、検索する。

すると、図書のデータが見つかるので、その本の周辺情報から、その本の場所を探すことになる。

 

 

たとえば、

191.1/A123

192.3/C654  <---  まちがった請求記号の場所にある

191.1/B123

 

本来あるべき場所ではない場所にあるので、見つからないということがわかる。

 

図書館の本は、いつも動いてしまうの、この方法が使えるのは、蔵書点検後の数か月である。

図書を探す時、最近使われた形跡があるかが、大きな判断材料になる。蔵書点検以後、使われていれば、探す手がかりは失われる。2,3年動きがないとなると、蔵書点検記録に、その所在の手掛かりがあるかもしれないので、それをしらべてみる価値はある。

 

本来、書架は、請求記号順に並んでいるはずで、そのための、多大な労力とお金をかけているのだが、その維持は難しい。もし、請求記号について十分理解しているはずのアルバイト学生が、請求記号の考え方について、まじめな誤解をしていたら、その学生が書架に戻した、何十冊、何百冊が、とんでもない場所に配架されてしまう可能性もある。そして、その作業をだれがやったのかも特定できないし、作業したアルバイト学生も、間違っているという意識がないので、混乱した状態が増殖する可能性もある。

これは、可能性で書いているので、本当に、そうなのかを証明する術はない。

 

とにかく、不明本を探すのは難しいのだ。

次は、自動化書庫から出庫されて、行方不明になった本の探し方について、書いてみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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図書館は、秩序と静寂を重んじるものだが、利用が活発になると、静寂は失われ、秩序も失われていく。

 

いったい、図書は、何回貸出されたら、ボロボロになって崩壊するものなのだろうか?

 

きっと、公共図書館あたりでは、50回とか、100回貸し出されたら、使用不可(ボロボロ)なるというガイドラインあたりがあるかもしれない。

 

さて、図書館のジレンマだ。

 

よく使われる図書は、常に貸出中で、借りたい時に書架にない。

よく使われる図書は、傷んでしまうので、図書の資産価値がない。(経理上の資産価値は普遍だが)

というわけで、書架には、あまり人気のない、そのくせ、傷むの少ない本が残る。

 

図書館のジレンマ的 新OPACの提案

貸出中の図書は、最初の検索結果に含めない。(あまり、使われない図書の利用を促進する。)

もし、最初の検索結果に満足できない場合は、貸出中図書も表示して、予約をつけるようにする。

 

はやく、電子書籍の図書館にならないかなぁ。

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大学図書館ランキングの季節になりました。

 

なぜ、国際基督教大学図書館のランキングが、上にあるかというと、学生たちが、書架から図書を、どんどん引き抜いて、借りていったり、図書館中に置いて行った本を、必死になって、図書館の書架にもどしているからだと思う。

 

年間20万冊の利用があったとすると、20万冊の図書を、毎日、書架に戻す必要があるある。単純に200日だとすると、1日あたり、1000冊の本を書架に戻していることになる。その努力や方法をもっていないと、図書館は大混乱になってしまう。ここまで書いて、突っ込みが来そうなので、貸出数は、14万冊ではないか。二度三度と続けて借りる場合もあるはずなので、20万冊は、多すぎないかという目ざとい人もいるに違いない。しかし、この14万冊は、学生のみの集計だし、その上、貸出されず館内のみで利用されてリターントラックに置かれた本の数は、この統計には見えてこないので、20万冊の本を書架に戻しているという表現も、間違っている訳ではない。(もしかすうると、20万冊は控えめ過ぎるかもしれない。)

 

図書の貸出数をあげるには、書架の正しい位置に、本があって、直ぐ借りられるように常にメンテナンスしている必要があるということだ。図書館に書架に本を戻す体制もないまま、図書の貸出数が増加するととんでもないことになる。同時に、正しい場所に本がないとなると、本を見つけ出すことは、ほとんど不可能になる。学生が本をたくさん借りているのも事実だが、利用された図書を戻すことにとんでもなく努力していることが、このランキングをあげている理由なのだ。しかも、出来るかぎり早く書架に戻す必要がある。

 

秩序や静寂が好きな図書館人だったら、たったいま、きちんと整備した書架に触るんじゃない、乱れるじゃないかと、どなりたくなるかもしれないが、学生は、気ままに、手当り次第(と、図書館の人には見える)、本を抜き出して、あたり構わずおいていく、やんちゃな子供ようだ。(書架に戻すなと指導している。間違った場所に戻されると、それを、発見することは、不可能に近いので。)

 

図書館の本当の仕事は、書架からどんどん抜き出されているいく図書を、書架にどんどん戻していくという、まったく、無限地獄のような限りのない仕事を、行なうシステムを維持管理することだ。

それでも、学生からは、見つからない本が、あると、借りたいので、見つけてくれと言われるのだ。

正しい位置にない本を見つけ出すことは、誰にもできないのだ。

 

国際基督教大学図書館のランキングが高いには、書架から図書を、好きなだけ出して、利用してもいいというシステムをもって、それを管理しているからに過ぎない。

本を、たくさん貸出すには、実に、簡単なことなのだ。問題は、返ってきた図書や書架から抜き出された図書を、書架に戻すことが、とんでもなくたいへんなのだ。それを理解しないと、図書館ランキングが、上がるのは、難しいかもしれない。

 

すると、ランキングを上げるには、下記のほうな方程式が成り立つ

 

     学生の図書の利用冊数  =  図書館が図書を書架の正しい位置に戻す冊数

 

図書館が最小の努力で、これを実現することはできない。学生の活動量以上の努力なしには、この方程式は成り立たない。

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年度が替わると、統計の季節だ。

最近は、監査会社がいろいろ聞いてくるので、難しい問題もある。図書は、資産計上しているので、経理上何十億円の資産計上している。すると、その根拠は聞かれる。大学が建学されて60年以上にわたり、購入してきた図書の総額です。では、証明を。。。

ICUの場合は、すべての図書は、コンピュータに入っているので、一応、それらしく集計できるようになっているが、全部の図書をコンピュータ入力できていない図書館だって多いだろうに、その場合はどうするんだろうと、心配にもなる。まだ、数万冊の漢籍の遡及も終わっていないし、終わる見込みもない。

最近は、Excelで、何百万冊も吐き出せるようになったので、監査の会社の人は、データまで要求する。

はいはい、できますよ。80万冊分のデータもたいした量ではない時代になった。

 

さて、監査対策は問題ないにしても、問題は、雑誌の数。いったい、ICUで購読している雑誌の数は、いったいいくつだろうか。紙で購読している時は、図書館システムで、1秒で集計できたが、電子ジャーナルになると、どうやって、集計すればいいのか、迷うばかりだ。

寄贈の雑誌は、無料の雑誌と考えれば、インターネット上には無料の学術雑誌は、山ほどある。

パッケージ契約しているものは、数万タイトルあるという。

紙の雑誌は、ピーク時の5分の1か、10分の1になった。

和雑誌と、ドイツ語と、フランス語のマイナーな雑誌が、雑誌書架に並ぶ。

かつての雑誌のコーナーの勢いはない。製本雑誌架は、もう途中で中止になって、そのままの状態。

誰も行かないコーナーになりつつある。

さて、雑誌の統計は うーん。

 

図書もこれから、そうなるに違いない。

10万冊、100万冊、1000万冊といいった電子図書館(ここでは、ebrary,Netlibraryのようなものを想定して書いている。)を利用できるになると、図書館の蔵書という概念も根本から変わってしまうと思う。

 

貸出概念も変わってしまう。

現在の電子書籍の利用や、電子ジャーナルの利用について、特に、図書館統計で集計はしていないが、

実態は、かなり、それらにシフトしているはずだ。

雑誌の主体は、電子ジャーナルになっているので、紙の雑誌の貸出数を数えたところで、意味はほとんどないのだが、統計は、それらを計上している。

 

統計の悩ましい季節になった。

文部科学省や図書館協会も悩んでいるかもしれない。いや、悩んでいるのは、図書館の統計担当者だけだろうな。

 

統計を時系列に並べると、ピークというものが存在しているように、現行の図書館統計にもピークは存在しているはずだ。それをもって、発展しているとか、衰退しているかをいうのは、いろいろな事情で難しい。時代の変化だ。その意味でも、図書館システムの機能にもピークがあるはずだ。(どさくさに紛れて、とんでもない一文を書いているのだが。意味の分かる人はほとんどいないはずだ。)

 

 

 

 

 

 

 

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キャプテンクックの世界一周も図書館の世界からみると、世界の植物コレクションの

展示会になるのです。

 

詳細はこちら

 

国際基督教大学湯浅八郎記念館

 

http://subsites.icu.ac.jp/yuasa_museum/

 

 

http://www.museum.or.jp/modules/im_event/?controller=event_dtl&input%5Bid%5D=88368

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