【第十二回】路地裏探検隊(2)電車に乗って探検の地で1杯 | 悪あがき女製作所

悪あがき女製作所

-日日是好日をモットーに生きる女の戯言-
ラヴ☆蒲田

↓まずはポチッとお願いします。


*

路地裏探検隊、

まずはコチラからお読みください。


(1)合流す  


四谷三丁目で待ち合わせ。

2人()はどうやらここに来るまでは新宿あたりをほっつき歩いていたようだ。

たいちょー(⇒ )がやたらと「ねえさん、ここに来る前は“硬派な”探検をしてきましたっ!!」と“硬派”を連発していて

なんだか却ってあやしいな、と思うわたしなのだった。

その証拠に真面目なmag隊員(⇒ )からは“硬派”という言葉は全く発せられなかったからだ。


「ひとはやましいときほど語りすぎる by kimimatsu」


その“硬派な”探検の報告は2人の記事が更新されるのを楽しみに待とう。


さて、(自称)硬派な探検を終えた2人と向かった先は…



池袋。


地下道を抜けたところでいきなり大勢の警官がいたけれど

なんとなくそんなバイオレンスな香りのする池袋。

上目黒出身のわたしは、何かというと渋谷に出掛けていて

母トミコが「ジュク(新宿)はおっかないとこだかんね」と

小さな頃から言われてきたので、新宿には疎く

さらにその先の池袋となるともっとわからない。

ちなみに、高校卒業後に入学した専門学校は新宿から地下鉄で2駅

かつて勤めていた食品メーカーは池袋から地下鉄で2駅

それでも新宿や池袋についてはとても疎い。

池袋に着いてすぐに外道ドリンクを切らした、燃費の悪いたいちょーに

導かれるようにやって来たのは




三兵酒店


女っけゼロだったコチラのお店。

(全然気にしないんだけどね。逆に女ばかりの方が落ち着かない性格)



バイスサワー。


キャッシュオンなので、カウンターで注文しお金を払い注文したものを受け取る。

バイスはバイスの瓶と、コップに入った焼酎を渡されるので

自分で割って作る。

わたしが意外にも焼酎をドドッと濃いめに注いだので、

いつもなら「あげるー」とアルコホルを押し付けるので

期待していた2名が少々がっかりしたような、そんな気がしたのは

気のせいかしらん?



駄菓子屋さんでよく見かける容器のふたを使っていて

なんだかこういうの好き♡



レバーパテなんちゅーものがあったので注文した。

瓶詰のレバーパテを器に出してクラッカーを添えてくれた。

いいんです、こういうのがいいんです。

小さい頃、商店街の酒屋さんが角打ちをやっていて

その前を通ると早い時間から呑っている知らないオジサンが

チーズやらさきいかなんかを「おい、食うか?」とくれたのを覚えている。

今の時代だったら、絶対NGなんだろうけれど

今よりも何かとゆるかった昭和40年代にはOKだったのだ。




らっきょう。




豆。


mag隊員がカレールーを頼もうかと悩んでいたけれど

給油が済んだたいちょーはサッサと「行きましょう!」と先を急かすのだった。


ごちそうさまでした☆


三兵酒店立ち飲み居酒屋・バー / 池袋駅東池袋駅北池袋駅
昼総合点-


* * *


で、なぜかロサ会館まで連れて来られた。

たいちょーが若かりし頃、初カツアゲに遭った場所だと説明される。

その頃と変わっていないらしい1階のトイレ。



ここで数十年の時を経て、今度はオヤジ狩りに遭えば

それはそれでいいネタになったのだけど(悪)

そんな劇的なことは何も起きず、

一言「カツアゲとかそういう目に遭ったことがない」

そういうわたしに「ねーさんは、する側ですから」って、どういうことかしらね?


なんだか全然路地裏を歩いていない気がするんだけれど

こうして久しぶりの路地探ははじまったのだ。


つづく。


-----------------------------------------------------

http://ameblo.jp/gyoza-kan