昭和の芸術とスパイシーなカレーと少しマンモス西 | 悪あがき女製作所

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それは合羽橋で道具まつりがおこなわれていた時のこと。

朝から気合を入れてお店を巡り、

いくつかの戦利品を手にし、ようやく折り返しというタイミング。

やはり「腹が減っては戦はできん」と、ちょうどランチタイムだったので

お目当てのお店に向かう。


合羽橋の道具街からは少し外れた場所にその店はある。



ピーター


古い古い、昔ながらの喫茶店である。

でもここにはこの外観からはわからない、素晴らしい芸術があるんだな。



それがこの壁に描いてある絵だ。

わたしは小学生の頃に一時住んでいたところに来ていたので

その頃何度か見たことがあるけれど、たぶん年代的にはもっと上の人

親世代とかに懐かしいんじゃないかと思う、

紙芝居『黄金バット』の二代目作者の加太こうじさん(1918-1998年)

常連客だった加太こうじさんはお店の改装時(1985年)に

『浅草ビッグパレード』というタイトルで、

この壁いっぱいにスター達を2か月かけて描いたんだな。



ちゃあんと黄金バットもいる(笑)



しばしこの芸術に見入る。


その間もひっきりなしに、近所のご常連さんや

近くの会社の人、営業途中にこの近くに来ると必ず寄るという人たちが

お店に入っては出てゆく。

お店はご婦人がひとりで切り盛りしている。


そんなお店の名物はコチラ



カレーライスである。


これで普通盛り。

結構なボリュームだ。

女性だったら小盛りでもいいかもしれない。




すごーく、家庭的なカレーの雰囲気ではあるのだけれど、

口に入れると、意外や意外、結構スパイシーなのだ。

少しもったりとしたおかあさんが作るカレー風だけれど

スパイシーで、驚いた。





カレーにはスープとお新香がついてきた。



カレーライスは単品で¥630

(大盛は¥680、小盛は¥580)


コーヒー付だと¥900

(大盛は¥950、小盛は¥850)



外にもこんな風にカレー推しの看板がある。

(それでもちょっとハヤシも気になったりするけれど、笑)



そろそろまた落語を聞きに行こうかな?

そんな気持ちになった。


こんなお店はいついつまでも続いてほしい。

そう願わずにはいられない。



美味しかったです。

ごちそうさまでした☆




【おまけ】

タイトルに「少しマンモス西」とあるのは、

わたしが大好きな「あしたのジョー」

それに登場するマンモス西が挙式した教会がこのお店のはす向かいにある。

もちろん作品に描かれた時とは改装したのか雰囲気は変わっているけれど。


それだけなんだけどね、

あしたのジョーが好きでたまらないわたしにはある意味、聖地なのだ。


おしまい。




ところで、スカイツリーはやっぱりあまり好きになれないのはわたしだけ?

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