「ペドロ・パラモ」フワン・ルルフォ著・・・★★★
ペドロ・パラモという名の、顔も知らぬ父親を探して「おれ」はコマラに辿りつく。しかしそこは、ひそかなささめきに包まれた死者ばかりの町だった……。生者と死者が混交し、現在と過去が交錯する前衛的な手法によって紛れもないメキシコの現実を描き出し、ラテンアメリカ文学ブームの先駆けとなった古典的名作。
続いて、某優良読書ブログで紹介されていた1冊。
う~ん、全くわからね~。。。( ̄_ ̄ i)
この作品、ラテン文学史上「百年の孤独」と共に評価の高い作品だとの事。
この作品は筋のあるストーリーがある訳では無い。
主人公のペドロ・パラモの息子が父を捜しにある町(コマラ)に来る。
そのコマラに住まう人々の「誰がどうした」という会話が断片的にいくつも綴られている。
読み進めていくと中盤あたりでタネが明かされる訳なんですが、それでも「ああ、そうなのか」という程度でどう味わっていいものやら途方に暮れた。
ある意味、カフカ的でもある。
これを読んで、素晴らしい作品だと評価されている一流読書家の方々(Amazonでは全員!その書評も難しくて理解できないort)を尊敬いたします。
所詮、私は凡才三流読書人です。。。(/TДT)/
- ペドロ・パラモ (岩波文庫)/フアン・ルルフォ
- ¥630
- Amazon.co.jp