昨日父と電話で会話をした。

状況は、ついに後退の日が来たかという内容だった。


先生からも以前から言われていたように

レントゲン撮影の結果、

ガンの影が濃くなっているようだ。

がん細胞も進化するのである。


以前からこういう状況は覚悟していたらしく

父もそれほどがっかりはしていないようだった。


体調的には

最近は、タンもでなくなり

睡眠もとれるようになっているようである。


血液も正常の範囲ないであるが、やなり糖が尿からでたらしい。


一応現在の抗がん剤の組合せを書いておく。

どういう理由で順番が決まっているのかはまったく不明である。


プラチナ製剤(2種類)

・シスプラチン

・パラプラチン


新薬(7種類)

・タキソテール

・タキソール

・ジェムザール

・ナベルビン

・CTP-11

・カルセド

・TS-1(内服)


この2種類×7種類の組合せらしい。

全部ためすのには、14パターン×6回/1クール×(2週間/1回)だから

168週=42ヶ月である。

これじゃあだめだ。

どうなっているんだろう。

抗がん剤をうったら血糖値があがるという現象がおきていたが、

6回目の投与後もやはり血糖値があがったようである。

お医者さんに正式に質問したところ

やはり、父が今投与している抗がん剤には、

糖分が含まれているとのことである。


今は体力をつけるためにも太ってくださいといって

先生も父の糖尿病の事もしっているし、

毎日血糖値も記録とつけていて、

診察の度に先生にも見せているんだけれど・・


聞かれてはじめて言うってどうなんだろうと思う。

はやり、病院はこちらがうまく使いこなして自分で治療していくという立場に立たないとだめだ。


この部分は病院の力を借りる。

この部分は、あの人の力を借りる。

この部分は、自分で、

この部分は、家族でやる。

この部分は、民間病院で。

という立場に立たないといけないことをあらためて知った。


お正月は実家に帰って、4日が父の通院の日であったので付き添ってきた。

お正月明けで患者さんもたくさんだった。


まずは血液を採取して、

その後は、血液中の白血球の量とかを測定してから

本日抗がん剤をうけるか判断するのである。


今日も血液は正常範囲内ということで抗がん剤投与をおこなった。

ただ、今日の診察はかなり機械的であった。

患者さんが多いのもあるのかもしれないが・・・


父が

「最近タンが良く出るのですが、これは良い事なんでしょうか?」

と質問したことろ

先生

「私は、タンはでません。」

と一言・・

そういう解答ではなくて治っている過程において

よいことなのかの質問だっただと思うのだが・・


怪我をしてかさぶたができて、かゆいのですが、これは治っている証拠なのでしょうか?

と聞かれて・・

あたしは怪我がないのでかさぶたもないし、かゆくもありません。

と答えているようなものだ。


民間の病院ならこんな対応はないと思った。


あと、6回目ということで、抗がん剤の効き目が弱まる可能性があることも暗に示唆された。

そのときは、抗がん剤の種類を代えるようである。


次回、18日はレントゲン撮影がある。

非常に重要な日になる。