こんばんは 
気功整体師の岩瀬です。
下剋上。
サッカーでも、相撲でも、野球でも、強いものが必ず勝つ。
わけではありません。
下馬評の低かった選手(チーム)が、優勝候補を倒す。
なんてことはこれまでに、幾度となく見て、知っていると思います。
クロマニョン人と、ネアンデルタール人。
はじめて心をもった人類の祖先といわれています。
クロマニョン人は、同時期に存在していた
ネアンデルタール人より、脳の大きさも、図体も獣を倒す能力も劣っていた。
といわれています。
しかし、最終的には、ネアンデルタール人は滅び、クロマニョン人が生き延びた。
なぜか？
ネアンデールタール人は、少数で生活し、体を張って狩りをしていたのに対し、
クロマニョン人は、大人数の部落を形成し、情報交換をしながら生活していた。
ネアンデルタール人は、命がけで体当たりの狩りをおこなっていたのに対し、
飛び道具を開発したクロマニョン人は、狩りの成果効率もよく、
なにより、生存率が高かったようです。
しかし、それだけではありません。
クロマニョン人が生き延びた最大な理由は、
目に見えない何かを信じていたから・・・。
大勢で火を囲み、その周りを踊り、祈る・・・。
人は何かを信じることで生きている。
カーライル
「気功？私なんかにできるのだろうか？」
猜疑心を持ちながら私のところに訪れる方は少なくありません。
信は力なり・・・。
自分を信じろ。
・・・と言っても、これがなかなか難しいものです。
「信じよう。」とするということは、「疑っている。」
ということにほかなりません。
信じよう。とすればするほど、
猜疑心は膨れ上がっていってしまうものです。
プラセボ効果は知っているでしょう（？）
高名なお医者さんに偽の薬をだしてもらい、
｢これを飲めば、一晩でよくなるよ。」
といわれると、3割位の人が、病状が回復してしまうようです。
同様に、
｢これは、飲むと病状が悪化する毒薬だよ。」
と、これまた偽の薬を飲ませると、具合が悪くなる。
これを、ノセボ効果と言うらしい。
と、この種明かしをしたところでも、やはり3割くらいの人に効果がでるようです。
信じる力とは、目に見えないものを無意識にでも、認識すること。
これが、自信というものです。
難しそうな局面に出くわすと、多くの人は、自信たっぷりにこう言います。
｢それは、自分にはできないな。」
自分の未来を明るく有意義で健康的にする力は誰にでも備わっています。
その力を存分に発揮するには、
まず、自分にその力が備わっているんだと信じることです。
簡単に言うと、
｢やればできる。」と思うこと。
でも、過去に経験したことがない。
または、｢失敗した。」と感じてしまっている事に、
挑戦することは、「怖い。」事だと思います。
過去の記憶は、鮮烈です。
特に、悔しかったり、恥ずかしい思いと言うの頭から離れません。
だから、
似たような事をしようすると、手、脚、心が震えて、尻込みしてしまいます。
「小さい頃、たべたあの苺のショートケーキ美味しかった。」
など、忘れられない食べ物はありますか？
もし、今、同じものを食べてみると、きっと
「あの時、食べたのと違う。」「あの時の方が美味しかった。」
と思うはずです。
記憶違いは誰にでも間違いなく起こっています。
なので、どんな過去であろうと、
「今度こそ。」
と意識することです。
もし、最初成功しなかったら、試みよ。ふたたび試みよ。
ヒルトン
「来週○曜日夜７時から、新番組が始まります。」
と、テレビ番組の宣伝を聞いて
「まさか。」「そんなことはないだろう。」
と、思う人は少ないと思います。
「ほぼ間違いないだろう。ワクワクする。」
このことと同じようなニュアンスで、
「未来の予定は当たり前のように確定している。」と思うことです。
過去はくっきり、未来はぼんやり。
したものと、捉えている人は多いと思います。
が、
信じる。いや、信じきること。
で、過去はぼんやり、未来はくっきりとしてきます。
すると、
理想とする未来の自分を信じて生きる今、この一瞬、１分１秒こそが、
過去や未来よりも重要である事に気づくことができると思います。
当然、この時、気の流れはよくなり始めています。
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