カエルとカッパ♪さんメニュー☆ユッケで韓国ごはん。 | ルワンダのおうちから。

ルワンダのおうちから。

ロンドン→半年の東南アジア放浪旅→プラハ→またまた旅→ハーグ→インドネシア周遊→タシュケント→キガリ、と海外生活10年弱を終えて、2011年、東京に帰って来ました。毎日のお料理と、ぷつぷつの思いの記録。


ルワンダのおうちから。
ぼんやりと、それでいて突然、泣き出しそうな、淡く沈んだ気持ちで、今日を過ごした。彼のために、キャンドルを灯そう。そして、祈ろう。
そして、楽しく明るい素敵だった思い出を、あたためよう。そうやって、私たちは亡くなった人々を、送り出してゆく。

元気がないとき、心が塞いだとき、私は料理をする。

まずは、材料を全部、テーブルに並べる、その色とりどりの、うつくしさに、息をのむ。
それからは、ただひたすらに、手順だけを反芻する。あたまがそれでいっぱいになってしまうように。そうして、包丁の刃先を凝視し、熱い湯気を吸って、弾ける音を聞いて。コリアンダーを刻んで、むせかえるような青い葉の匂い。豆をつぶす手ごたえ。にんじんの切り口の、鮮やかな橙。私の、手の中にある、生きもの。

しばらくすると、みんな、鍋の中、フライパンの中、しんなり、くったり、いい色、いい匂い。
しっかり「ごはん」になって、テーブルの上。そうしているうちに、私の中の生きもの、が息を吹き返す。食べること、への熱、あたたかな血の巡る感じ、静かに刻む呼吸の一定のリズム。

こういうふうに、毎日を、生きてゆくのだな、と思う。泣きたいような、ありがたいような、気持ちになる。

昨晩のごはん。
カッパとカエル♪ さんのブログで紹介されていたとってもおいしそうな韓国料理の数々。

ウズベキスタンのタシュケントに住んでいた時には、よく韓国料理店に通ったっけ。朝鮮族の人たちが住んでいるので(スターリンの強制移住の影響だ)、本場らしい韓国料理店がいくつもあったので。ほかほかごはんとスープ、色とりどりのおかず。お料理が少し辛いのとにんにくがきいているのを除けば、なんとなく私たちの家庭のごはんを思い出す、ほっとする味。

ルワンダにきてからは、レストランもないし、すっかり遠くなった韓国だけれど、早速、カッパさん のつやつやとおいしそうなユッケ!のディスプレイを見せるとに「生もの」好きの彼がもう、おめめをきらきら。なので、(実は私はユッケというものを食べたことがないのだけれど)、カッパさん のおすすめだもの、おいしくないわけがない!と挑戦することに。

その、カッパさん のブログは、とてもあたたかな魅力がいっぱい。カッパさん のやさしい語り口で紡がれる、とってもうつくしくて、なんともおいしそうなお料理のレシピ、そして何より楽しみなのは、実はカッパとカエルさんおふたりのとても仲のよいあたたかな時間を、こっそり(?)垣間見れること。ほんとに、素敵なおふたり。お互いがお互いを思いやって尊敬しあっている感じが、こちらにも伝わって、ぽかぽかとした、素敵な気持ちになる。

カッパさん のアドバイスで、牛たたきにできるお肉なら、ユッケにしても大丈夫、とのことだったので、いつもたたきにしている牛フィレを、ドイツ系お肉屋さんで買う。ちょうど新鮮な、きれいなのがあって、試してみることに。(レストランでも、生肉のタルタルステーキはあるし。)
コチュジャンがないので、代用に苦肉の策で、甘めの白味噌に蜂蜜を少しと豆板醤を足す。
そして、生卵がちょっと心配なアフリカ。熱湯をかけて殻を熱くして(サルモネラ菌は殻と白身の間に多いと聞いたので)消毒。まな板と包丁も、熱湯消毒。

こうして、何とか材料をそろえて、挑んだ初ユッケ。スパイシーなたれがとってもおいしくて、生肉初!の私もおいしくいただく。彼なんかおかわりしているし。また、カッパさん (カエルさん作?)のうつくしい盛り付けで、りんごときゅうりと白髪ねぎが添えてあったので、それにもならって。しゃきしゃきのお野菜と、りんごの甘みと酸味がアクセントになって、とってもおいしい!ビールもぐんぐん。さすがカッパさん 、とってもとってもおいしいレシピ♪ありがとうございました!

うん。元気を出そう。


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