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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今、瞑想が世界的に注目を集めているようです。
瞑想には、脳を活性化する機能があることは、以前から言われていましたが、最近では、認知症を予防したり、ストレスを軽減したりするなど、健康面でも優れた効果があるという研究結果も報告されています。
アメリカなどでは、『マインドフルネス』と呼ばれる瞑想から宗教色を取り除いた瞑想が、ビジネスの現場でも取り入れられているようです。
やり方は至って簡単。
まず背筋を伸ばして椅子に座り、肩の力は抜く。
手は両ひざの上に乗せて、顎を少し引き、舌を上あごにつけるようにして目を閉じる。
そして、意識を自分の呼吸と五感に集中させる。
このとき、いろんな考えが浮かんできたとしても、それを無理に払いのけようとするのではなく、
「自分は、今、こんなことを考えているなあ」
と気づきながら、その考えを深追いせずに軽くスルーし、再び呼吸に意識を集中させます。
時間は、3分ぐらいでも効果があるようです。
人がいろいろなことを考えているとき、脳の前頭葉という意識を司る領域は、扁桃体という脳の部位にさまざまなことを命じます。
扁桃体は、前頭葉の命令に応じ、さまざまな記憶を呼び出したり、それに応じて負の感情を生じさせたり、また、それによってストレスを感じたときには、ストレスホルモンを分泌させるなど大忙しです。
そのことによって扁桃体は疲弊し、ストレスに対する耐性が弱くなっていきます。
瞑想とは、言ってみれば、前頭葉の意識を五感や呼吸に集中させることによって扁桃体を解放し、ゆっくり生気を養ってもらおうとする行為だと言えます。
それゆえ、たとえば、電車に乗っているときなどに、車窓を流れる景色に意識を集中させたり、目を閉じて電車の音に意識を集中させたり、もちろん、呼吸に意識を集中させたりしても瞑想と同じ効果が期待できます。
また歩いているときでも、「右、左、右、左」と歩くことに意識を集中させれば、扁桃体から意識を解放することもできます。
このように、やろうと思えば、いつでも気軽にできるので注目を集めているようです。
興味があれば、一度試されてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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