9時間近く味わいに味わったレッスルマニア33 | KEN筆.txt

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鈴木健.txtブログ――プロレス、音楽、演劇、映画等の表現ジャンルについて伝えたいこと

BGM:ARB『ウィスキー&ウォッカ』

 

ハヤブサ実家訪問と村田善則先生のパーティー取材を終え、市電に乗って熊本駅まで出て新幹線に飛び乗り、帰りは6時間半で東京へハズカンバック。車内で本誌用に写真を選び、キャプション、見出しをつけてあるので、家に戻ってからは本文に専念できた。

 

朝までにすべての作業を完了させ、ひと眠りしてから2日の夜はニコニコプロレスチャンネル全日本プロレス3・27新木場1stRING大会解説。メインの宮原健斗&関本大介&真霜拳號vsゼウス&ジェイク・リー&崔領二の6人タッグマッチが、なんと37分17秒にも及ぶ大熱闘に。

 

チャンピオン・カーニバル公式戦は30分1本勝負だから、ある意味リーグ戦を超えてしまった。おそらくこの一戦は、今年末の時点で全日本ファンの間における隠れベストバウト的一戦となるだろう。

 

後楽園や大会場ではなく、新木場でこれほどの濃い闘いが見られたことで、ただでさえ膨らみまくっているカーニバルへの期待感がメガ盛り倍増(当社比)。こういう注目度が高くないところで凄いモノを見せる団体こそファンとすれば応援し甲斐があるはず。

 

収録後、自宅へ戻り数時間後の朝に起きてレッスルマニア33をWWEネットワークで生視聴。今年も本当に語りどころ満載の大会となったが、やはりメインでおこなわれたアンダーテイカーvsローマン・レインズ戦に尽きる。おそらく夜におこなうニコプロの二次会も、この話が中心となるだろう。

 

▲秀逸な大会オープニング映像。こんなアトラクションが本当にあったらいいよね。特にブロック・レスナーとアンダーテイカーのところ

 

こちらとしてもいろいろと感じたことがあったので、現地取材へいっている週刊プロレス・井上光次長にメールでページがとれるようなら…と打診したところ、総括を書かせていただくことに(当初は別冊用だったが本誌へ振り替えられる)。

 

 

19時よりKAIENTAI DOJO4・3Blue Field大会中継の実況をはさんでレッスルマニア二次会。平日にもかかわらず3時間45分もユニバースと語り合った。ショー自体は5時間超え。合計9時間近くもレッスルマニアを味わえたことになる。

 

番組的にツボったのは、バイカーになったハンターさんご夫妻が漫画『美味しんぼ』で山岡士郎に志摩半島まで牡蠣を取りにいって指定の時間まで東京へ戻ってこられるかを問われた暴走族夫婦のようだったというネタで盛り上がる。なんのことかわからない方は第5巻第9話「鮮度とスピード」を見るべし。

 

 

やはりよい大会は緊急になってでもアフタートークをやるべきだと思った。それこそがプロレスにおける観戦と同じぐらいの喜びだから。