昔「エル・ヒガンテ、ぬぅっと登場!」今「飯伏幸太、ぬるっと登場」 | KEN筆.txt

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鈴木健.txtブログ――プロレス、音楽、演劇、映画等の表現ジャンルについて伝えたいこと

BGM:バービーボーイズ『暗闇でDANCE』

 

4日はニコニコプロレスチャンネルでKAIENTAI DOJO4・23後楽園ホール大会直前スペシャル。いつもはビッグショー間近にやるところ、今回はまだ20日近く先のことであり直前でもなんでもない。いったいどうしたのかと思ったら、なんでも同大会へ参戦が決まっている飯伏幸太所長のカードを「本人が来たら」発表するらしい。

つまり、カードに関しては本人に一任しており、それを発表するべく番組へやってくる…はずなのだが、何ぶんそこは所長だけに来るのかどうかわらない。いや、むしろ来たら奇跡となるわけだが、番組開始から26分ほどが経過したところでぬるっという感じでやってきた

そして希望カードとして「TAKAさん、お願いします」とTAKAみちのく戦をリクエスト。最初は「俺はいいよ」と消極的な代表だったが、なんだかんだで受託し公開交渉は成立。

昔からTAKA代表は封印していたインディペンデント世界ジュニアヘビー級王座を復活させられたり、そのベルトを奪取するや防衛戦の相手として指名され、断ると売店にまできてストーキングされたり、さらには熊本大会の夜、肉切りバサミで自慢の前髪を勝手に切られ、その様子をツィッターに晒されたりと、とにかく飯伏幸太に関してはロクなことがない。この日も、カードが決定するなりそれまでの低姿勢から一転し、手をハサミの形にすると前髪を切ると予告し、去っていった。

 



5日はWRESTLE-1オフィシャルガイドブック(パンフレット)用にカズ・ハヤシ新社長&近藤修司新副社長のインタビュー取材。旧事務所の大久保待ち合わせだったにもかかわらず、カズ社長が表参道の新事務所へいってしまい、社長として前途多難を思わせる。待ち時間を利用し、みんな大好き宝そばへいくも、蕎麦が完売。こういう時はまったく残念に思わず喜ばしいと受け取ってしまう(また来ればいいだけのことだもんね)。

うどんで腹ごしらえしたところで新社長到着。間違えた理由としては「いやあ、確かにLINEで知らされていたけど、LINEだけに流れていくじゃない」と主張していた。

ザ・グレート・サスケの経営者としての姿を間近から見てきた人間が社長となり、同じくウルティモ・ドラゴン校長のもとキャリアをスタートさせた人間が副社長というのが現在のW-1体制。副社長は「しかも俺なんて職務怠慢、素行不良で団体をクビになってんですよ! ガハハハハッ」と笑っていた。

 



夜はニコプロ一週間。翌日の後楽園ホール大会告知でセンダイガールズプロレスリングのDASHチサコ選手が冒頭に乱入。それよりもむしろムーの太陽信者としての話の方が盛り上がりそうだったが、里村明衣子さんに「本末転倒だろ!」と叱られるので、ほどほどにする。チサコさん、その案件については日を改めて。

 

なおこの日、ハヤブサ一周忌追悼興行の模様が掲載された週刊プロレスが発売される。この3ページだけ、違う時代の週プロへ戻ったかのようなグラビアになった。