本蓮沼の新しいうどん店「こむぎ」 さんの横に出店準備をしていたラーメン店、
○元（まるげん）さんが去年のいつだかにオープンしていたが
オープン当初は行列が凄い事になっていたので
年明けの落ち着いた頃を見計らってフラっと立ち寄ってみた。
店内はカウンターやテーブル席の他に小上がりのお座敷もありくつろげそうな雰囲気。
そういやまるげんさんっていや中山道沿いの浪花さんってうどん屋さんがある場所に
以前同じ名前のラーメン屋があったけど同じ経営なのかな？と思い尋ねてみたら
やっぱりあのまるげんさんと同じ店でココに場所を移転したとの事。
アッチん時も何回か食べた事があったけど、はてどんな味だったっけかな(- -；)
カウンターにはニンニクなどの調味料の他ご飯用のふりかけもセットされている。
そしてカウンターの上には俺の好きそうな焼酎の瓶がズラリ！
おっとここはひょっとして呑めるお店か？( ≖ิൠ≖ิ )
よ～しそんじゃメニューのほうも早速見させていただきますか！
ラーメンは太麺と細麺から選べる様子。
豚骨ラーメンかな？辛いメニューなんてのもあるね。
こちらはつけめんと東京風醤油ラーメンにサイドメニュー。
チャーシュー丼やチャーハン、トッピングなど品数も豊富。
そしてお酒のメニューも期待通りの充実っぷり！
よっしゃココはやっぱり「呑めるラーメン屋」という
俺の得意とする業態の店に間違いはなさそうだぜ！
じゃあとりあえず軽～く1杯もらっちゃおっかな。
あとツマミもトッピングから適当にね(´∀｀)
まずはホッピーとお通しの浅漬けから。
蕪、人参、胡瓜が丁度良い塩梅で漬かっており思いのほかイケていた。
んでトッピングからチャーシューをお願いしたらおつまみチャーシューもあるってので
ソレにメンマのSサイズも付けて。
チャーシューは甘味と塩気のバランスの良い噛み応えのある厚切り。
メンマは穂先と書いてあるけどコリコリの極太タイプだった。
あとはまだメニューに出ていないおつまみを今作れるもので適当に。
なので値段はいくらか知りません。
こちらはガツポン。
コリコリのガツとたっぷりネギ＆玉葱にポン酢をかけてさっぱりと。
ポテトサラダ。
歯応えを残した大粒のポテトとチャーシューを和えた
ラーメン屋ならではといった感じの味。
マヨ少なめで俺好み。
温かぶ肉味噌。
合わせ味噌に刻みチャーシューを練り込んだ特製の肉味噌を
温製のホクホクジューシーなカブに添えて。
これは焼酎や日本酒に良く合うね～。肉味噌だけでもイケる。
焼餃子3ヶ200円。こちらはサイドメニューから。
カリっと焼かれているが種のボリューム感もなくやや小粒。
ちょっとだけ食べたいって人には丁度良いサイズだね。
さてお酒も5～6杯呑んでお腹も膨れてきたところでそろそろシメといきますか。
とりあえずラーメンがいいなと思ったんだけど、辛さを選べるメニューもあるようなので
その中から一番辛そうな「桃（危険）」をチョイスしてみた。
榮児さん やSTYLEさん で拍子抜けが続いていたからね、最近の俺はちょっと強気よ？
でもそしたらマスターから桃より辛いDEATH（デス）ってのもありますとの一言。
いつもの軽く酔った俺なら「じゃあソレで！」と酒の勢いでお願いしているところだけど
今日に限っては何か嫌な胸騒ぎがしたので今回は桃でどんくらい危険なのか様子を見る事に。
そして運ばれてきたのがこちら、辛っ!!まるげんの桃780円！
唐辛子とハバネロとあと何か凄いスパイスを炒って使ってあるらしく、
唐辛子を加熱した時のあの独特の香りが立ち込める
赤黒く湯気さえもあがらないドロッドロの物体。
これは本当に辛いんで無理なら薄めますからとマスターからの救いの言葉。
確かにこの新手の辛口ただならぬ鋭い眼光！
まぁあまり期待してもまた肩すかしを喰らった時の落胆が大きいからね、
とりあえず一口味を見てからかな？
どれどれ、まずはスープから・・・
うん、これは無理だね!!!!!
あっはっは、こりゃ参った。これは当ブログ史上最凶かつ最悪にブッチギリで辛いです。
世界一辛い担々麺 だのLEE45倍 だのデスレインハバネロチップス だのペヤング激辛 だの
辛いのが苦手なくせに無謀にも危険度の高いものに幾つかチャレンジしてきましたが、
これはその中でももうレベルが違い過ぎてもはやネタにもなりません。
お前平田だろと言われたらハイ、僕が平田ですとつい即答してしまいそうな
藤波もビックリの掟破りの逆ドラゴンスリーパークラスの殺傷力です。
小さな虫にかけたらまず即死するでしょう。そんくらいイっちゃってます。
こいつぁ俺の手には負えないなとスープを一口飲んだ時点で早くも諦めたけど、
イキがって注文した手前ちゃんと食べなきゃダメだろうと酒の勢いで奮起！
一口食べては強引に水でソッコー流し込むといったアクションを涙ながらに繰り返し、
麺がやや少なめだったのも幸いしてかスープ以外は5分くらいで何とか全て平らげたものの
食後も数時間は舌に激痛が走る深い傷跡を残すハメに。
コレは化学の実験でスチールウールをシューシューと溶かす
試験管に入れられたナントカ酸って名前の劇薬クラスで、
もう辛いとか痛いとか熱いとかの次元じゃありません。
もちろん出汁や味なんかの判別も不可能で、作ったマスターもコレは食べられないそうな。
そらそうだ、それがフツーの感覚だ(-゛-；)
大抵の人がコレは無理っつって途中でギブアップするらしいけど
中にはコレを平気だっつってスープまで飲み干しちゃう人がいるそうなので
この上のDEATHを作ったんだとか。そんな人はもはやただのマゾですな(- -；)
マスターは竹なら食べられるそうなので次回は竹で、と勧められたけど
俺みたいな弱小は松より下で充分さ。つか次は辛くないフツーのを食べよう。
こんなの内臓の健康状態に確実に支障をきたすわぃ！
栄児さんやスタイルさんでここんとこチョーシこいてたところに喰らった
超痛烈なるカウンターブロー。
でもお店自体は店員さんも親切でドランクドラゴン塚地似のマスターも愛嬌があり
居心地の良さはバッチり！
喫煙可なのが個人的には惜しいけど、
ラーメン屋で1杯やるのが好きな俺みたいなタイプには間違いなくド真ん中なお店。
今回は年明けでまだ仕込みがなく黒板メニューを出せなかったみたいだけど
次回は他の小料理とフツーのラーメンにも期待しよっと。（モチ辛くないヤツで）
○元（まるげん）
【住 所】東京都板橋区蓮沼町20-16
【電話番号】03-6454-5065
【営業時間】11:30-25:00
【定 休 日】なし
