今も生きている あずさ色 183系 ☆ 運転台体験や、ぽん菓子など…【信州 鉄道のある宿③】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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「湘南軽便鉄道」です。

本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。


※撮影日:2017年(平成29年)12月
※撮影はスマートフォン(カメラ機材等不使用)



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さよなら国鉄特急型189系電車 旧あずさ色(M50編成)
JR東日本八王子支社の国鉄特急型189系電車M50編成(旧あずさ色6両編成)が2018年(平成30年)1月25日(木)限りで引退。

臨時列車・団体列車などで細々と運用されてきた189系。今も残存しているのは、長野総合車両センターの6両編成1本(旧あさま色N102編成)と豊田車両センターの6両編成3本(旧あずさ色M50・国鉄特急色M51・旧グレードアップあずさ色M52編成)の計24両。
今回引退したM50編成は「旧あずさ色」塗装の車両。

旧あずさ色M50編成のラストランツアーは2018年(平成30年)1月20日(土)・25日(木)に実施。
1月20日(土)は中央本線の豊田駅(東京都)から富士急行線の河口湖駅(山梨県)までの往復。
最終運転日の1月25日(木)は、豊田駅(東京都)から長野駅(長野県)まで、廃車回送を兼ねた片道運行。
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長野県上田市
夢ハウス・民宿あずさ号

JR東日本は、国鉄特急型189系電車M50編成(旧あずさ色6両編成)が2018年(平成30年)1月25日(木)限りで引退すると発表しましたが、
これと同じ旧あずさ色塗装の183系電車に宿泊できるのが、夢ハウス・民宿あずさ号。



運転台体験ができる国鉄特急型183系電車の宿


あの高運転台に入れます。


乗務員室の扉を入ったところ



乗務員室入口扉



非常ブレーキ引スイッチ


ブザーと、ドア開閉スイッチ。
ドア開閉体験ができます。
機器のバネが壊れることを防ぐため、5回可動(ドア開閉)させたら30分間を開けるルールに。






非常ブレーキ引スイッチ(上)と、ドア開閉スイッチ(下)


「非常ブレーキ引スイッチは横川ー軽井沢間では使用できません」と書かれています。
このクハ183-1002は、かつての信越本線 横川ー軽井沢間の急勾配対応車。




貴重な駅名対照表


昔懐かしい特急列車などの表示

「あまぎ」、「さざなみ」、「あさま」、「新雪」、「白根」、「くろいそ」、「あずさ」…

「わかしお」、「そよかぜ」、「とき」など…





階段を上がり、高い位置にある運転台へ。


助手席側のサイド(左側が前方)


助手席の青色の椅子


183系1000番台電車の運転台後部には、後方監視用の小窓付き(0番台には後方監視用小窓は無し)


後方監視用小窓から、車両の屋根を覗く。
小窓にはワイパー付き。


運転席


アナログ機器だらけの昭和時代製造の国鉄車両の運転台




運転台のツーハンドルの主幹制御器(マスター・コントローラー(マスコン))。
クルマのアクセルに当たる制御器レバー(左)と、ブレーキに当たる制動弁レバー(右)
制動弁(ブレーキ弁)は作動させると、エアー音がします。


アナログの速度計など。





車内放送装置も体験できます。
マイクを使い話すと、客席に放送が入ります。


マイク下には、懐かしい車内放送用のオルゴール(アナログ式)。
オルゴール音の増幅器に接続されているため、客室内にオルゴール音が流れます。


ゼンマイを少し回しオルゴール起動ボタンを押すと、国鉄特急電車用の「鉄道唱歌」の曲が、客室内に響き渡ります。
以前機器が故障したこともあり、オルゴール体験は、5回鳴らしたらしばらく間を開けるルールに。




運転台の窓の外から、車両の屋根を覗く。
屋根には、分散型クーラー機器。


運転台から前方を望む。




運転台の眼下には、乗務員室から客室に繋がる扉





民宿あずさ号は、21時消灯🌃

消灯といっても、客室天井の蛍光灯は消えますが、車内には後付けした別の明るいLED電灯💡が2か所にあるので問題ありません。
車内の便所(トイレ)と洗面所の照明はセンサー式のため使用時に点灯。

21時になると、車内放送の電源、ドア開閉・ブレーキ操作時のエアーも、翌朝まで止まります。
乗降用自動ドアが閉まっても、乗務員室の手動ドアから出入りできるので、問題ありません。


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翌朝☀️


朝7時頃から懐かしい「ポン菓子」体験( D51トッカン体験)
普通のポン菓子製造機と違い、SLのD51型の製造機。

「ポン菓子」は、米に圧力をかけた後に一気に開放することによって膨らませた駄菓子の一種。穀類膨張機と呼ばれる製造機械を使用し、その回転式筒状の圧力釜に生の米などを入れ蓋をして密閉し、釜ごと回転させながら、下から火で20分程熱する。釜の中が十分加圧したら、圧力釜のバルブをハンマーで叩いて蓋を解放し一気に減圧。この時、原料内部の水分が急激に膨張し、ドカンと激しい爆裂音を伴いながら釜から内容物が勢いよくはじけ出る。



ドカンとはじけ出たポン菓子



昔懐かしいニンジンの袋に詰めたポン菓子




ここ夢ハウスには、いろいろなマスコミにも紹介され、多くの芸能人も来訪。

テレビ番組「笑神様は突然に・・・」の鉄道BIG4の面々(宮川大輔、ななめ45° 岡安章介、中川家 礼二、ダーリンハニー 吉川正洋、ホリプロマネージャー 南田裕介)



鉄道BIG4メンバーの女優 松井玲奈(元SKE48、AKB48、乃木坂46)も。



テレビ番組「そうだ旅(どっか)に行こう。」では、モデル・タレントのローラなども来訪。



こちらは、アイドルグループ私立恵比寿中学メンバーで鉄道ファンの廣田あいか。
テレビ番組「タモリ倶楽部」のタモリ電車倶楽部のメンバーでもある。






民宿のご主人は実は元々鉄道愛好家ではありません。
しかし鉄道愛好家がたくさん訪れ、今では「駅長」と呼ばれ、奥さんは「助役」と呼ばれ親しまれています。
民宿の館内には、このように鉄道愛好家が撮影した写真などもたくさん。






民宿内の朝食部屋から眺める裏庭。
冬の朝は氷点下になるため、池は氷が張り凍結。


民宿の朝食


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朝食後、午前9時から警笛体験
宿の主人の立ち会いの下、運転台の警笛(タイフォン)を鳴らせます。
音が大きく近所迷惑にもなりかねないため、一人1回の体験。


警笛体験の後、
特別にヘッドマークを回してもらいました。

懐かしいヘッドマークの数々…







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午前10時のチェックアウト時間まで、
民宿あずさ号の車両を名残惜しく観察。



デッキの乗降ドア







再び運転台



運転台後部。
後方監視窓、階段を下る眼下には客室との仕切り扉





運転台から車両屋根を望む。



乗務員室に張られた駅名対照表


下から高運転台を望む



午前10時、民宿のチェックアウト時間
宿泊記念に「牛革製特急券&名入りボールペン」をいただきました。


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民宿あずさ号を後に…


宿の送迎車で上田駅に向かう途中には千曲川。
向こうには上田電鉄 別所線の赤い橋梁。



★動画はこちら🎥
(警笛、車内放送オルゴール、ブレーキ弁操作、ドア開閉など)
↓↓↓↓↓

























(続く)