久しぶりの炭鉱遺産です。
札幌はそんなに暑くはないですが、全国的に猛暑となっていますので冬の写真を紹介致します。
CANON EOS5D TS-E90
写真は三菱美唄炭鉱立坑櫓です。常盤台という地区にあり、現在は炭鉱メモリアル公園と
なっています。1923年の完成とのことなので、既に90年の年月が過ぎています。
赤く映える立坑櫓がまぶしいですが、これは竣工当時の色を再現したとのことです。
1995年でしたか、炭鉱跡地を整備した際に朽ちかけていた立坑櫓を塗り直したようですね。
この整備の際、残っていた炭鉱設備の基部などかなり撤去されてしまったようです。
昭和52年頃の国土地理院空撮写真を見ると、まだ森が今ほど成長していなく、
常盤台住宅地など撤去された痕が生々しく確認することが出来ました。
このとき残っていた設備等が今も残っていたら、貴重な産業遺産の学びの場となったのにと
ちょっと残念ではありますが、それでもこうした場が今も残り、
人々の目に触れることは素晴らしいと思います。