こんにちは。
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1週間ほど前からテレビの調子が悪く、リモコンで電源を入れても感度が極めて悪いのです。
電源ボタンを押してから3分後とかにテレビがつきます。
ということで、東芝に電話してアフターを依頼しましたが、出張費で2千円～3千円かかるということと、修理費として2万円～3万円かかるというのでびっくりしました。
仕事柄設備機器等の不具合やトラブルは対応することが多いのですが、当該テレビはまだ購入して3年経っていないくらいですので、通常ならこの類の不具合は無償対応の範囲だと確信していました。
そして東芝の責任者と話をしましたが、やはり東芝の方針として購入から1年を経過した不具合はすべてほぼ無条件で有償対応になるとのことで一向に譲る気配がありませんでした。
私も建築業界に入って軽く20年以上が経過しますが、その間はほぼ現場を主体として建物の設計から施工管理まで行い、様々なトラブルに対応してきましたが、これまではほぼ全社このような不具合では無償対応が当たり前でした。
どうです？
10万円以上のテレビが購入して1年を経過した不具合はすべて有償なんてあり得ないと思うのですが・・・。
東芝は購入時に商品利益を取得し、その後も粗悪な商品により修理を余儀なくされたことによる修理費を別部門で利益を得て対応するということは、もはや健全な企業としては見ることができませんね。
現在の業績が悪化しているのもうなずけますが、私のように既に東芝の商品を多数所持している方も多いことでしょう。
本当に困ったことですが、こうなったら壊れた順番から他のメーカーに買い替えていくしかありません。
近年は国内メーカーが製造拠点を中国に移し、そこで製造した商品を日本で売る流れができていますが、次第に中国に人件費も高騰してきたので、このところはまた拠点を他の国に移す流れもきています。
かつては安心して長期に使える高品質な商品が、近年は壊れやすくなっている。
これは他のメーカーでも東芝ほどひどくはないですが該当するメーカーもあります。
安かろう悪かろうには注意し、このような被害には合わないよう商品選びをしていきましょう。
最後に、良い商品は決して大企業がつくるものではありません。
むしろ中小企業がつくっているので、大企業がそれに勝る価値を見出すとすれば『保証』ということになりますが、その保証も今回のようになると今後の大企業のものづくりには不安を感じます。
しかし、中小企業の良質な商品はその保証などを使う必要がないケースが多いほど品質が高いので、やはり我々中小零細企業が頑張らなければならないと改めて感じます。