こんにちは。
埼玉県の注文住宅 新築 リフォームなら「原価で建てる自然素材の家」「外断熱の家」(有)埼玉建築職人会
にお任せ下さい。
先日テレビでいろいろな職種の平均年収が出ていました。
その中に大工さんという項目もあり、なんとその平均年収は300万円台後半。
あれだけ過酷な労働を朝から晩までやって、休みも週に一度が基本。
朝8時には現場に行き、帰りは18時過ぎというのが平均かと思いますが、その労働は現在世の中に存在する仕事の中でも厳しいほうだと思います。
勿論、そのほかにも介護なども仕事内容が厳しい割には時給が安いということが言えると思いますし、そのほかにも割に合わない仕事はたくさんあります。
それにしてもこうして実際に金額を目の当たりにしてしまうと、これでは将来大工を目指そうと思う子供は減るでしょうし、技術者不足になるのも目に見えています。
こうしたことから、私の所属する組合やその他でも全国的に職人の賃金アップを図ろうと呼びかけ、実際にここにきてオリンピックや復興需要により仕事量は増えており、それに伴い賃金もアップしております。
でも問題なのは格差です。
大工さんの年収にもかなり格差があります。
一日働いても1万円の方もいれば3万円の方もいる。
それは技術力や機動力によるものもあります。
例えば建売住宅を専門に手掛けている大工さんは全般的に低い賃金で仕事を請けるしかありませんが、注文住宅専門に手掛けている大工さんはそれなりの待遇は受けているはずです。
もっと言えば消費者はその実態を知らない人が多いということ。
家づくりはみんな同じで形ができてしまえばあとは価格が極力安いものを選ぶという表面的にしか見れない消費者は家づくりに失敗します。
まずは価格と品質はほぼ比例しているという現実を見て住まい選びをするといいかと思います。