北海道旅行 その9・函館ベイエリアと函館朝市 | ゆるゆるな毎日

ゆるゆるな毎日

水曜どうでしょうやマンホール、キリスト看板などの趣味に走りすぎた日々を綴っています。

西波止場に移動途中、車の中から旧茶屋亭をパチリカメラ

明治末期に海産商の近藤商会として建てられたものです。



はこだて明治館もパチリカメラ

明治44年(1911年)に函館郵便局として建てられたもので、


現在はショッピングモールになっています。


この辺も変わらないなぁと思っていたのですが、


中が改装されていて、見知らぬ場所にいるみたいでした。



そして全く知らない建物も出来ていました。

函館ベイ美食倶楽部という建物が4棟も出来ていて、


2006年にオープンしたのだそうです。


その隣にはラビスタベイ函館という


13階建てのホテルまで出来ていました。


実は坂の上から港を見たとき、


見慣れない大きな建物がニョキっと建っていて、


昔と景観が変わってしまっていましたが、原因はこのホテルでした。


函館市は西部地域の景観を守るために


建物の高さ制限が設けられていますが、ここは規制外なのでしょう。


しかし景観地区の坂から見ると


元町カトリック教会の後ろに大きなホテルが聳えていて、


なんだか落ち着かないアンバランスな風景になってしまいました。


ホテルを経営する側は規制外の地域ですから


景観が崩れるなんて知ったことじゃないのでしょうし、


利用する側も観光スポットのベイエリア直結というのは


とても便利かもしれません。


でも観光が大事な産業の一つである函館で観光業を営むのであれば


もう少し配慮して欲しかったなぁ…と、元函館市民としては思いました。



で、苦々しく思っていたこの施設の一角に入っている


まるかつ水産でおすしが食べたいと言い出した息子。


実は私、まるかつ水産で食べたことがないのです。


函館には回転寿司も含め、美味しいおすし屋さんがたくさんあるので


何も観光客向けの高いおすし屋さんに入らなくても…


と思ったのですが、


昔よく行っていた馴染みのお店が閉店してしまっていましたがーん


それなら久しぶりにカリフォルニアベイビーへ行って


シスコライスでも食べようかと誘ったのですが


おすしのお腹になってしまった息子は納得せず…。


渋々入ったまるかつ水産は満席でしたが、15分程度で席へ。


お昼時なのに回っているのはネタが書かれた札ばかり。


席に置いてある紙に食べたいネタを書いて職人さんに渡すと


握ってくれるというのでお願いしましたが、全然出てこない。


やっと出てきたけどネタが間違っている…。


そして昔函館にはなかった蒸しエビがありました。


初めて函館のおすし屋さんに行って蒸しエビがあるか聞いた時、


「東京は鮮度が悪いから蒸してるの? うちは新鮮だから全部生だよ」


と言われ、それ以降、別のおすし屋さんに行って蒸しエビがなくても、


函館ではそれが普通だと思っていました。


蒸しエビがあるということは、100%観光客向けなのでしょうか。


それとも地元のお客さんからも蒸しエビの要望が多く、


今では函館のおすし屋さんでも定番になったのでしょうか?


で結局頼んでみましたが、これで189円。


味はとびきり美味しいということもなく…。


本場函館のイカも頼んでみましたが、硬かった…がーん


息子が頼んだ大トロ。832円也。

本鮪の大トロだそうですが、


東京でよく行っていたすしざんまいの本鮪の大トロとはえらい違い。


すしざんまいは1カン429円で数十円高くなりますが、


ちゃんと脂が乗っていて、


誰が見ても大トロと納得できるネタが出てきます。


これ、中トロと言われても仕方ないんじゃ…。


食べた息子も「大トロ?」という感想でした。


最初に頼んだネタも全く出てこないし、


もう食べる気も失せてお会計を頼みました。


そして伝票を持って出ようとしたら、


そのタイミングで来ていなかったネタを持ってきました。


食べていないのでお会計には付きませんでしたが


函館で初めてがっかりしたおすし屋さんでした。



気を取り直してベイエリアの散策開始。

金森倉庫は昔のままでホッホッ


中のお店は大分変わっていましたが、


雰囲気は昔のままでした。


このベンチも昔のまま。

舵と碇が付いた可愛いベンチです。


そしてこちらも昔のまま。

少しヒビが入ってしまっていますが、いつまでも残っていて欲しいです。



2001年にオープンしたというBAY函館の裏手には


幸せの鐘も出来ていました。

13年も経つと、随分変わっている場所も多いです。



変わったついでに新しくなった朝市も見に行ってみました。

午後なのですっかり閉まっていましたが、


昔の面影がまるでない綺麗な建物でした。


接客態度、良くなったかなw


そしてどんぶり横丁も綺麗になっていました。



ちょこっと覗いてみると、綺麗になってはいましたが


昔の雰囲気は残っています。

どうせバカ高いランチになるのだったら、


こっちで三色丼でも食べれば良かったなぁ…。


いやいや、やっぱりシスコライスにしとけば良かった…。


財布の中から諭吉さんが飛んでいってしまったのに


全然満足できなかったランチを振り返りつつ


函館朝市発祥の地の碑を写真に収めました。



今回のおでかけ

★旧茶屋亭

  住所:北海道函館市末広町14-28

  電話:0138-22-4418

  営業時間:7月~9月  11:00~17:00

         10月~6月 11:30~17:00

  定休日:不定休

  駐車場:なし

  公式ウェブサイト:旧茶屋亭


★はこだて明治館

  住所:北海道函館市豊川町12-12

  電話:0138-27-7070

  営業時間:10:00~18:00

  定休日:無休

  駐車場:40台(1時間300円)

  公式ウェブサイト:はこだて明治館


★函館まるかつ水産 本店
  住所:北海道函館市豊川町12-10

      明治館通り函館ベイ美食倶楽部内

  電話:0138-22-9696

  営業時間:11:30~15:00、16:30~21:00

  定休日:無休

  駐車場:ラ・ビスタ函館ベイ駐車場、または

       はこだて海鮮市場本店駐車場を利用

       (2,000円以上利用で1時間分の200円がサービス)

  公式ウェブサイト:函館まるかつ水産


★金森赤レンガ倉庫

  住所:北海道函館市末広町14-12

  電話:0138-23-0350

  営業時間:9:30~19:00

  定休日:無休

  駐車場:100台(1時間200円、以降30分毎に100円)

  公式ウェブサイト:金森赤レンガ倉庫


★函館朝市

  住所:北海道函館市若松町9-19

  電話:0120-858-313

  営業時間:1月~4月  6:00~12:00(一部店舗は14:00頃)

         5月~12月 5:00~12:00(一部店舗は15:00頃)

  駐車場:約350台(1時間250円)

        ※連合会加盟店で2,100円以上利用で1時間無料

  公式ウェブサイト:函館朝市


★函館朝市どんぶり横丁市場

  住所:北海道函館市若松町9-15

  電話:0138-22-6034

  営業時間:店舗によって異なる

  定休日:店舗によって異なる

  駐車場:約350台(1時間250円)

        ※朝市連合会推奨店で2,100円以上利用で1時間無料

  公式ウェブサイト:函館朝市どんぶり横丁市場



本こちらもどうぞ本

 北海道旅行 その1・はこだて自由市場

 北海道旅行 その2・五稜郭

 北海道旅行 その3・コーヒールームきくち

 北海道旅行 その4・ラッキーピエロ

 北海道旅行 その5・トラピスチヌ修道院と函館空港

 北海道旅行 その6・谷地頭温泉と函館山の夜景

 北海道旅行 その7・旧北海道庁函館支庁庁舎と旧函館区公会堂

 北海道旅行 その8・函館西部地区散策

 北海道旅行 その10・函館駅と湯元 啄木亭

 北海道旅行 その11・HTB

 北海道旅行 その12・平岸高台公園

 北海道旅行 その13・札幌中央区散策

 北海道旅行 その14・旭山動物園

 北海道旅行 その15・ラーメン&ラーメン

 北海道旅行 その16・中山峠

 北海道旅行 おまけ・動物標識

 北海道旅行 おまけ・これいいの?

 なんちゃってシスコライス