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少年ライバル8月号で「鮫島 彩物語」が載っている。
これは第一回宮間あや物語、第二回安藤 梢物語
に続くシリーズ最終。
はっきり言ってダメ。絵が悪いし、何よりボストンブレイカーズ移籍を大震災のことに触れずに書いているので、鮫ちゃんの独特なキャラがわからない。しかし、幼女時代の絵がカワイかったので許す
そして7月9日、ベガルタ仙台への移籍が正式発表された。
当日、フジTVのスポルトでもスポットがあり、移籍の件はなかったが、フランスのビデオでも彼女の心境がうかがえる。
鮫ちゃんはこの中で、
「ただ、自分がサッカーをやりたいからやる、というモチベーションだけでサッカーをやるのはあまりにも失礼じゃないですか」
「生きたくても生きられなかった人たちがたくさんいるわけで」
と言っている。
こんなサッカー選手が世界に何人居るんだろうか
普通の選手は多分もっと上へ行きたい、スターになりたい、という人がほとんどだろうと思う。
大震災で亡くなった人たちの分までサッカーする、未だに鮫ちゃんはそれを貫いているんだ、と思った。
鮫ちゃんは、フランスで、もっと厳しい環境に居たいと悩んだそうだけど、それって他の人たちの上へ行きたいって願望とちょっと違うよね。
大胆な言い方をすると、宗教者の苦行のような感じかも、と思ったりする。
だから、今回は仙台で仲間やサポと一緒に苦労して、このクラブを上にあげていこうとする決断なのかな
そしてもちろん復興の手助けになればと・・・・。
しかし鮫ちゃんのこの姿勢をどこかのいろんなエライ方々(♂)がもう少し見習ってくれたら・・・
女子サッカー選手では例えばドイツのLira Bajramaj
彼女はコソボ難民で、幼いころ家族と共に戦乱のコソボを脱出した経験から、「自分はコソボ人」だと話すし、故郷に帰っては、施設の子供たちを訪問したり、一生懸命につくしている。
男子では元ポルトガル代表のデコが、ブラジルに戻って、自分のお金で恵まれない子のための施設を作って運営している。
現代サッカー界はともすれば、お金を稼ぐことだけに目がいきがちだけれどそんな他への視線をもったサッカー選手はプレー以上にすばらしいと思う。
他への思いやりは、もしかすると女子サッカー選手のほうが優れているかもしれない
そしてそれが女子サッカーの魅力と特徴の一つとなっていくのかもしれない。
ー鮫島 彩物語はこれからも続く。
Ps TVの中でフランスのクラブのレベルが低いというのは完全なフジの創作 まったく・・・・
エンディングはTsubakiに引き続きやはりファンのMADCM『なでしこ鮫島彩でポカリスエット「My Favorites」編 』
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