鮫島彩物語「生きたくても生きられなかった人たちが」 | 1.FFC Frankfurtと世界の女子サッカー

1.FFC Frankfurtと世界の女子サッカー

このブログは日本女子代表熊谷 紗希選手
の所属する1.FFC Frankfurtと世界の女子
サッカー情報のブログ。
なでしこJapanからアメリカ、ドイツフランス
など欧米を中心とした女子サッカーの情報
を発信します、

にほんブログ村 サッカーブログ 女子サッカー・なでしこジャパンへ

少年ライバル8月号で「鮫島 彩物語」が載っている。


これは第一回宮間あや物語グッド!第二回安藤 梢物語グッド!に続くシリーズ最終。


はっきり言ってダメ。絵が悪いし、何よりボストンブレイカーズ移籍を大震災のことに触れずに書いているので、鮫ちゃんの独特なキャラがわからない。しかし、幼女時代の絵がカワイかったので許すドキドキ


がんばれ 1.FFC Frankfurt-鮫島彩物語

カワイイ鮫ちゃんの幼年時代を妄想してしまう©少年ライバル

そして7月9日、ベガルタ仙台への移籍が正式発表された。

当日、フジTVのスポルトでもスポットがあり、移籍の件はなかったが、フランスのビデオでも彼女の心境がうかがえる。


鮫ちゃんはこの中で、


ただ、自分がサッカーをやりたいからやる、というモチベーションだけでサッカーをやるのはあまりにも失礼じゃないですか


生きたくても生きられなかった人たちがたくさんいるわけで


と言っている。


こんなサッカー選手が世界に何人居るんだろうかはてなマーク


がんばれ 1.FFC Frankfurt-鮫ちゃんインタビュー

インタビューの鮫ちゃん©フジTV

普通の選手は多分もっと上へ行きたい、スターになりたい、という人がほとんどだろうと思う。


大震災で亡くなった人たちの分までサッカーする、未だに鮫ちゃんはそれを貫いているんだ、と思った。


鮫ちゃんは、フランスで、もっと厳しい環境に居たいグッド!と悩んだそうだけど、それって他の人たちの上へ行きたいって願望とちょっと違うよね。


大胆な言い方をすると、宗教者の苦行のような感じかもはてなマーク、と思ったりする。


だから、今回は仙台で仲間やサポと一緒に苦労して、このクラブを上にあげていこうとする決断なのかなはてなマーク

そしてもちろん復興の手助けになればと・・・・。


しかし鮫ちゃんのこの姿勢をどこかのいろんなエライ方々(♂)がもう少し見習ってくれたら・・・




女子サッカー選手では例えばドイツのLira Bajramaj


彼女はコソボ難民で、幼いころ家族と共に戦乱のコソボを脱出した経験グッド!から、「自分はコソボ人」だと話すし、故郷に帰っては、施設の子供たちを訪問したり、一生懸命につくしている


がんばれ 1.FFC Frankfurt-バイラマイ

故郷のコソボに施設をつくったバイラマイ©Bild

男子では元ポルトガル代表のデコが、ブラジルに戻って、自分のお金で恵まれない子のための施設を作って運営している。


現代サッカー界はともすれば、お金を稼ぐことだけに目がいきがちだけれどそんな他への視線をもったサッカー選手はプレー以上にすばらしいと思う。

他への思いやりは、もしかすると女子サッカー選手のほうが優れているかもしれないドキドキ

そしてそれが女子サッカーの魅力と特徴の一つとなっていくのかもしれない。


ー鮫島 彩物語はこれからも続く。


Ps TVの中でフランスのクラブのレベルが低いというのは完全なフジの創作 まったく・・・・



エンディングはTsubakiに引き続きグッド!やはりファンのMADCM『なでしこ鮫島彩でポカリスエット「My Favorites」編




このブログは一応毎日午後7時(日本時間)までには更新予定です


いつもたくさんのかたにおいでいただきありがとうございます。

できるだけ読者、なう、またはTwitter登録お願いします


Twitter