再生(さいせい) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

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 今日の言葉は、再生(さいせい)です。




 私の仕事の事を少し触れたいと思いますが、綺麗な言葉でいえば環境関係のお仕事。もっとストレートに言えば、家庭から出されるごみ、ごみの中でも資源として再生(さいせい)できるものを、市町村や事業者や消費者の方々とのつながりの中で、コーディネータのような役割を果たしている仕事。環境にも優しい仕事だと自負しています。また、省資源・省エネルギー、さらには町の美化にも役立っている環境関係のお仕事です。ごみと言っても、大きく分けると、産業廃棄物と、産業廃棄物以外の一般廃棄物に分かれます。一般廃棄物もいくつかの区分があって、そのうちの一つが家庭から出されるごみです。ただ、家庭ごみは資源価値の高いものも多く、PETボトル、紙、プラスチック、ガラスびん、アルミ缶やスチール缶など、法律では8つの区分に分かれていると思います。これが、私の仕事の相手です。




 さて、再生(さいせい)という言葉ですが、再(さい)とは、ふたたび、もう一度etc.の意味です。また、生(せい)は、まさに読んで字の如し。生まれる・・と言う意味です。再生(さいせい)とは、あるものが、もう一度この世に生を得て誕生する事です。まるで、キリストの再臨のようです。環境問題への取り組みは、まさに、この再生(さいせい)が重要なキーワードだと思います。




地球地底入口


 私は、私の仕事に誇りをもっているか?・・と聞かれれば、勿論、目的意識もはっきりしていますし、結果が形となって現れますので、大きな誇りをもって取り組んでいます。ただ、自分の周囲の環境問題を、地球環境問題まで広げた時、現在、世界各国が集まって議論しているCOP21のように、先進国・発展途上国それぞれの国情によって利害がぶつかり合い、世界規模ではななかな上手くいきません。ただ、今のままで良いのか?地球温暖化現象が、地球の異常気象に繋がってい事は多くの専門家も認めています。地球再生のため、私達は、自分が出来る事から始めなければなりませんね。