二文字熟語

漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。国語辞典を側において、日頃何気なく読んでいる言葉の数々の中に、脈々と流れている日本人の心を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

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台 日本
 今日は、訪台(ほうたい)という言葉です。

 世界でも大の親日国・台湾。私達日本人は、戦時中の不幸な歴史はともかくとして、日清戦争で勝利した日本が清国から割譲された台湾。日本の統治のもとで、日本とともに第二次大戦を戦い抜いた台湾。敗戦時、日本軍や日本人が台湾から引き上げる時、台湾の方々は惜別の涙をもって、見送ってくれたそうです。日本の占領統治下にあった訳ですから、すべてがすべて、台湾の方々にとって良い思い出ばかりではないと思いますが、少なくとも、悪い思い出より良い思い出の方が遥かに多い・・からこそ、日本国・日本人に対する愛着も強く、親日の情も深いのだと思います。本日の産経新聞千葉版で、千葉県の森田知事が、訪台し、千葉県の農林水産物の輸入規制解除や青少年交流に成果を上げたという記事があったが、地方の首長としてはなかなか良い活動だと思いました。

 さて、あえて訪台(ほうたい)という言葉を分解して、その文字の意味するところを考えてみます。とりわけ訪(ほう)という文字です。訪れる、行って探し求めるetc.という意味になります。訪台(ほうたい)とは、日本人の立場から言えば、台湾という国を訪問し、日本と台湾の友情を確認し、古き良き時代の日本の面影を探し、台湾の友人達と改めて交流を深める。そういった事でしょう。私は、台湾には2度ほど行った事がありますが、大好きな国です。

フィルム 台湾
 私にとって一番印象が深いのは、、台湾北部の港町基隆の近郊にある九份(きゅうふん)です。九份の街並みは日本統治時代の面影を色濃くとどめており、当時の酒家(料理店)などの建物が多数残されています。日本では、「千と千尋の神隠し」のモデルになった町として知名度が高い街です。台湾に未だいった事がない皆様は、いつか、この街を訪れて見てください。
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ロイタードキドキ
 今日は、経済(けいざい)という言葉です。

 皆さんは、経世済民(けいせいさいみん)という四文字熟語を聞いたことがありますか?その意味は、Wikipediaの解説をみますと・・経世済民とは、中国の古典に登場する語で、文字通りには、「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」の意。略して「經濟」(経済)とも言うが、主として英語の「Economy」の訳語として使われている今日の経済(けいざい)とは異なり、本来はより広く政治・統治・行政全般を指示する語であった・・との事です。言葉の変遷はともかくとして、私達一般国民はもとより、政治家も企業経営者も、経済という言葉の原点は、世を治め民を救う・・事にあることを考えて頂きたい。企業は、利益の最大化だけを図れば良い訳でないという事です。

 さて、経済(けいざい)ですが、経(けい)には、筋道をたどる、筋道をつける、管理するetc.の意味があります。また、済(ざい)とは、出来上がる、事を成就させる、助ける、美しい様子、厳かな様子etc.の意味があります。経済(けいざい)とは、筋道をたどって事を成就させること・・といった意味を内包します。単に、“物の生産・分配・消費等の一連の社会的関係”を意味するだけではないという事です。

社会愛染明王
 最近の日本経団連の会長発言は、とても軽率だと感ずることがあります。例えば、少子化高齢化の流れの中で、日本の人口が減少傾向にあり、このままの流れが進むと我が国における労働力不足が顕著となる。したがって、労働力不足を外国人移民で補う・・?とても財界総理とも思えない短絡的な、かつ軽率な発言です。日本の財界3団体の長たるもの、日本の将来について政治・経済・社会の大きなグランドデザインを描いて、その中で、発言をしてもらいたい。批判的に言えば、この程度の発想は、世間の物笑いになる程度のレベル。本来、財界団体には、経済発展という側面のみならず、広い視野で、日本国を、日本国たらしめるための大きなビジョンを描き、その中で、大いに知恵を絞ってもらいたい。経世済民の精神が欲しい。皆様、そのように感じませんか?
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和三味線
 今日の言葉は、融和(ゆうわ)です。

 私の本名は、和則(カズノリ)といいますが、その意味を名づけ親に尋ねたことはありませんが、“平和の規則”とでも言うのでしょうか。英語で書けは、Rules of peace 。性格的なものでしょうか、融和(ゆうわ)とか、調和とか、平和とか、あるいは柔和とか、穏やかのものをついつい追求してしまいます。世界に目を向けると、“和”など無縁のように、戦争、争いごとが目を覆いたくなるほど、多発しています。最近では、イスラム国なる武装集団がアラブで勢力を拡大し、一般庶民、あるいは諸外国にも大きな脅威となっています。

 さて、融和(ゆうわ)ですが、融(ゆう)には、とける、とかす、互いに心がとけあう、親和するetc.の意味があります。また、和(わ)には、穏やか、のどか、激しくないetc.の意味があります。即ち、融和(ゆうわ)とは、例えば、憎しみで凝り固まった人間関係を、氷が解けるように互いに親和して穏やかな交流を、改めて構築する。そんなニュアンスも伝わってきます。角突き合わせても、何も良いことはない。

山道ラブラブ
 さて、毎日毎日、仕事をし、生活をし、いろいろな経験、いろいろな人間との交流等の中で、私たちの心の中に、時々、葛藤が起きることがあります。順調にいっていた、穏やかな時間が流れていた・・かと思うと、突然、襲ってくるトラブル。人の心は、常に安定している訳ではないので、時として、些細なことで波風が立つこともあれば、心のもちようで波風が立つことがあります。そんな時には、何が原因なのか、冷静にかつ客観的にその状況を眺め、自分が如何にあるべきか。自分自身の事も客観視する事ができれば、何とか、道が開けるかな?
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ドキドキチョキ
 今日の言葉は、弛緩(しかん)です。

 人はとかく易き方向に流されやすいものです。今朝、ある議論がありましたが、ビジネスシーンでのネクタイ着用です。暑い夏を乗り切るために数年前から、環境省の音頭で続いているクールビズ、ノーネクタイもその一環。環境省は今月一杯で終え、来月から通常の服装に切り替えるようです。民間企業、とりわけ特定業種、例えば、IT企業であるとかファッション関係であるとか服装自由の職場があって、わが職場でも、ネクタイの着用はクールビズ期間のみ。職場のカラーによって決めれば良い話ですが、わが職場は自由業的色彩は極めて薄いところですので、首元が締め付けられるようであっても、クールビズが終わればしばらくネクタイ着用ですね。ネクタイをしないと気持ちが弛緩(しかん)してしまって、引き締まらないという某大物経済人の言葉もありますが、そんな意見も尊重したいと思います。結論は、組織の性格・土壌を踏まえて、どんな服装が、緊張感を高めるか...そんなところでしょうか。

 さて、弛緩(しかん)ですが、弛(し)とは、ゆるくなる、緊張が解ける、油断するetc.の意味です。また、緩(かん)とは、ゆるい、ゆるめる、ゆっくりetc.の意味です。即ち、弛緩(しかん)とは、徹底的に緊張が解けている状態ですね。

ネクタイ顔・キリッ
 ネクタイ一本しないことで、緊張感が徹底的に緩んでしまう事はないと思いますが、人の心は不思議なもの。私は、仕事の際、大切な本番に向けては必ずこのネクタイを着用する・・といったゲン担ぎをしている。緊張感の中に常に身を置いていると、ストレスが発散できずに心身ともに不調に陥ることもありますので、たまには緩めることも必要ですね。
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