知事(ちじ) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

東京タワー東京
 今日の言葉は、知事(ちじ)です。

 こんどの日曜日、2月9日(月)は、日本の首都・東京の知事(ちじ)を選ぶための都知事選挙の投票日です。あえて一般といいますが、一般マスコミの選挙戦の直前情報によると一位舛添、二位細川、三位宇都宮、四位田母神。一体何を根拠にこんな順位付けをしているのか?と不思議に思いますよね。所謂、組織票では、自民・公明の両党が推す舛添氏が一位であるのは、データ的には理解できるが、実は、この舛添候補、一般新聞では何故か沈黙している舛添氏の女性問題と政党助成金流用の問題。大衆紙の週間ポストの記事のタイトルが凄い”舛添要一の凄すぎる「女」と「カネ」”。女性問題は、現在、隠し子・養育費裁判の係争中だとか。いずれにしても、一般新聞の報道姿勢がおかしすぎる。選挙民が候補者を選ぶ情報提供が、極めて、いびつになっているのは、何故か。偏向報道が問題視されて久しい。一般新聞も、放送局も、外国人とりわけ在日韓国人の採用枠が特別枠としてあるという話も有り、日本のマスコミ報道が、アジア、とりわけ韓国・中国に有利な情報にシフトしてしまうという弊害を作り出しているように、多くの日本人が感じ始めている。

 さて、知事(ちじ)ですが、知(ち)には、物事の道理がわかる、心に感じ取るetc.の意味があります。事(じ)には、ことがら、人の行為、奉仕するetc.の意味があります。知事(ちじ)とは、物事の道理が分かっている人物が、自分のためでなく公共のために尽くす・・そういった意味があります。都知事とは、道理がわかり、都民のために尽くす熱い思いがある立派な人物でなければなりません。

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 遡ると、猪瀬、石原、青島など歴代都知事をみてみると、果たして、都民のために尽くす熱い思い、それに加えて、立派な人格を有している方がどれだけいたか。簡単な言葉で言えば、一般市民、都民の目で見て、クリーンな人物でなければならないのは最低条件です。話をもどすと、一般新聞が有力者としてあげている上位3名は、果たしてこの要件を満たすのか?怒りを覚えるような醜聞、あるいは背景にある組織・団体の危険性など、私個人としては危なくて都政を委ねられない方々ばかり。個人的には・・とお断りしていえば、ネット世論調査で都知事に一番相応しい人物として名前がでるのが、田母神さん。若い層の支持が圧倒的に高いということです。一般マスコミは、旧来の電話調査などによる報道だけでなく、ネットの威力を充分認識した選挙分析をするべき時代であることを、もっと認識しなければなりませんね。