開花(かいか) | 二文字熟語

二文字熟語

漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

花花
 今日の言葉は、開花(かいか)です。

 今、我が家の庭では、季節の草花が、目を見張るような成長ぶりをみせています。新緑は勿論ですが、花は、紫蘭や白蘭が咲き誇り、また芍薬も今まさに花開かんばかりに蕾を膨らませています。梅雨の季節もまじかで、紫陽花の花の蕾も生長を始めています。とにかく、庭木の生長で、植物の命に溢れかえっている我が家の庭です。

 さて、開花(かいか)です。開(かい)とは、閉じてあったものが開く、自由にする、手を加えて有用なものにする等の意味があります。花(か)とは、はな、花が咲く、花のような、美しさを売る等の意味があります。花(か)とは、単純に、花のことを意味しているわけではないのですね。

新緑ゆとりちゃん
 私は、生命の息吹を強く感ずる4月~6月、とりわけ5月という季節が好きです。何故か?それは、人間界では感じる事のできない自然界の活力や変化を、肌身に感ずることができる季節だからです。最近、私も年とともに、身体のあちこちに不具合が出始めていますが、この季節だけは元気がでます。但し、調子にのって無理をすると反動も大きいので、無理せず、今の季節を楽しむユトリをもってノンビリ・・と、といった感じです。