資質(ししつ) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

国会議事堂(晴れ)おバカ
 今日の言葉は、資質(ししつ)です。

 最近・・いや、随分前から言われていることだが、政治家の質が落ちたと。かつての自民党政権の末期の頃、国民全てが感じていたことかも知れません。また、民主党に政権が移った後も、結局、何もしない政治に、政治家の資質(ししつ)の低下を見た。昨年、改めて自民党に政権が戻り、安部総理の頑張りもあり、かっての政治への不信感や政治家への失望感は、若干ではあるが改善されてきているように感ずるところです。そんな時、参議院・川口環境委員長の解任の話。中国に2日間の予定で出張していた川口委員長ですが、急遽、中国サイドの関係で、中国の要人と元外務大臣の立場で会談の場をもつことができたことから、自民党本部に滞在期間を1日延長したい旨連絡・・が、野党の反対で頓挫。民主党初め野党は、本当にオバカさんたちの集まりだ。とても、国家の舵取りをする国会議員とは思われない、国益軽視・党利優先の集団。心から改めて、がっかりした民主党でした

 さて、資質(ししつ)です。資(し)とは、生活の材料、もと、助けを与える、うまれつき、身分など色々な意味があります。質(しつ)とは、生まれつき、中味、問いただす等の意味があります。この2文字に共通する意味は、”生まれつき”でしょうか。

和田アキ子選挙カー
 今の政治家の資質が何故低いのか?答えは簡単。政治家に向かない人が、候補者として選挙に立候補して、たまたま当選してしまう。こんな事が続いているのではないでしょうか。かつての松下政経塾は、松下幸之助氏の理念を受けて、立派な政治家を養成をする組織として立ち上がり、複数の政治家を世に送り出したが、みな、出来の悪い政治家ばかりであったことは、民主党のテイタラクをみて証明済み。政治家の資質を見抜き、政治家を養成するのは難しい。本来は、政党自信の中に、政治家の資質を見抜き、政治家に相応しい人物を世に送り出すような仕組みがあってしかるべきなのでしょうが、それも上手く機能しない。だから、選挙になるとタレント議員で得票を重ねようとする。政治を巡る現在の状況をすべて見直してもらう必要があるのは、言をまちません