気力(きりょく) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

元気うわ~
 今日は、気力(きりょく)という言葉です

 皆さんは、”今日は、なんだか身体の中に力がみなぎってる。気力充実している”なんて、感じた事がありませんか。今日は、特別な理由がありませんが、何だか気力が溢れています。自分の考えもやけに前向きだし、発言も、自分で驚くほど自信に満ちているような。こんな日もあって良いでしょう。

 さて、気力(きりょく)です。この言葉のキーとなるのは、気(き)です。気(き)とは、いき、空気、天地間に起こる自然現象、目に見えない働き等を意味します。ウィキペディアの解説から抜粋すると、”気はラテン語 spiritus(スピリトゥス)やギリシア語 psyche(プシュケー)、pneuma(プネウマ)、ヘブライ語 ruah(ルーアハ)、あるいはサンスクリット prana(プラーナ)と同じく、生命力や聖なるものとして捉えられた気息、つまり息の概念がかかわっている。しかしそうした霊的・生命的気息の概念が、雲気・水蒸気と区別されずに捉えられた大気の概念とひとつのものであるとみなされることによってはじめて、思想上の概念としての「気」が成立する”とあります。霊的・生命的気息の概念。気力(きりょく)とは、霊的あるいは生命的な力の事を意味すると理解できます。

オーラオーラ
 オーラという言葉を聞いた事があると思いますが、このオーラとは、いろいろな解説がありますが、例えば、人を取り巻く「気の場」だとし、人の健康、気分、エネルギーレベルについて教えてくれるものだという解説もあります。人の身体から放出される目に見えない”気”。気力溢れている時は、このオーラにも変化が現れるかもしれません。