報道(ほうどう) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

わぉブロッコリー
 今日の言葉は、報道(ほうどう)です。

 自宅での新聞以外、一切の新聞紙面を読まなくなって1ヶ月くらいになります。一方、幅の広い情報収集ツールとしては、ネット情報として流される新聞記事のガイダンス、Facebook情報、twitter情報など。この間、何を感じたかといえば、いわゆるマスメディアが、政府や行政機関の情報を、垂れ流している、あるいは報道規制をして不都合な真実を隠しているように見えてきたことです。例えば、大飯原発再稼動問題。野田総理が国論が2分しているが、わが国経済のために自分が責任をもって再稼動を決断する旨の記者会見の模様などもTVや新聞で報道されている・・が、一方、総理官邸前に4000名もの人たちが集まって再稼動反対を叫んでいる様子は、マスメディアにはこれっぽっちも流れてこない。これを報道規制といわずして、何を報道規制というのか。もっとも、こういった情報は、インターネットを通じて全て流れてくるので、マスメディアの不自然さが際立つだけだが。

 さて、報道(ほうどう)の意味です。ウィキペディアによれば、報道(英:Report)とは、ニュース・出来事・事件・事故などを取材し、記事・番組・本を作成して広く公表・伝達する行為であり、言論の一種である。報道を行う主体を報道機関という。報道の媒体をメディアと呼ぶ。報道は社会的に非常に大きな力をもっており、「立法」「行政」「司法」の3つの権力にこの「報道機関」を加え、「第四権力」とも呼ばれる。ジャーナリズム(英:Journalism)とは、日本以外において報道姿勢、報道活動、報道機関やその業界のことを総括した意味をもつ言葉である・・と。まさに、政府や行政に暴走があれば、それをストップさせる良心が報道機関であり、マスメディアなのですが、日本の報道機関はどうか?

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 Tuwitterでのやりとりを通じてしみじみ思うのは、多様の価値観の人たちが、それぞれの価値観に立脚した主義主張を展開しているが、どうも、マスコミ報道や政府広報、あるいは政府関係機関の流す情報のみを鵜呑みにしている方々も多いという事。大本営発表ではないが、現在も、政府・行政の流す情報には、相当程度の嘘、あるいは真実を隠蔽することも多いという前提で、いろいろな事象を見、そしてその裏に何があるのか。何が正しいのかを考えていかなければならないような気がします。