皆さんおはようございます。おっさんですm(__)m
おっさんの住む地域は雷が多く夏場の時期は電機製品がイロイロ壊れる可能性が高くなり厳しい時期に突入しました(--;)コワイデス
本日は若干マニアックですが…
なるべくわかりやすく雷について考えてみたいと思います!!
【落雷の瞬間】
さて…
カミナリと言ってもイロイロあり大別すると
空中放電で完結してしまうカミナリ
地上に落ちてくるカミナリ
この二種類に分けられ空中放電タイプは今回関係ないので割愛いたします。
地上に落ちるタイプも二種類に分かれています。
【直撃雷】読んで意味がわかると思いますが直接自家に落ちてきた雷です。
【誘導雷】電線、電話線、地中等より伝わって流れてきた雷です。
【誘導雷イメージ】
自家に落ちる直撃雷はハッキリ言って運が悪かったと諦めるレベルで相当条件の悪い場所に家がなければ落ちてくることはありません。
被害を押さえる為に方法はありますが現実的でないので後述いたします。
大概の雷被害は誘導雷によるもので自家から1キロ以内に落ちると被害が出る可能性があります。
雷被害は通常100V、200Vが流れている電線に高い電圧がかかり、つながっている電化製品が焼損してしまう現象です。
じゃあどうすれば被害を押さえられるの?(--;)ウムム
・雷が鳴ったらコンセントを抜く
【安直ですが電化製品を守るには効果的です。】
雷が鳴ったらコンセントを抜いて下さいね!!
じゃ(^ー^)ノ マタアシタ
これでは…
電気屋の答えっぽくないので次の案で(;^_^Aウヒー
・電線路に避雷器(アレスター)を取付ける。
【避雷器のしくみ】
電線に通常より高い電圧がかかると瞬時にアースされ機器を保護します。
【避雷器の取付図面と保護範囲】
雷はあらゆる線から侵入します。地中アース側からも入って被害が出る場合があります。
そんなときは避雷器が有効だと思います。
【家庭用避雷器】
ブレーカのように分電盤に取付けるタイプの避雷器です。
【分電盤取付例(右側)】
だいぶコンパクトになって簡単に取付けられるようになりました。
【避雷器の注意点】
避雷器を取付けても保護できない場合がある。
直撃雷はまず防げません。家の近所(近い誘導雷)も電圧の高さによって厳しい場合があります。
神社の御守りよりは遥かに効くかな?と考えると精神衛生上よいと思います。
たまにテーブルタップに避雷器内臓とある物がありますが安物(避雷器なしより4、500円高価な物)は一回かぎりの機能で寿命も早いので神社の御守りレベルですので気を付けましょう。
最後に直撃雷を説明いたします。
◎ウチは近くに避雷針があるから大丈夫でしょ?
【避雷針設置写真】
◎【近所に高い建物があって避雷針がある。】
こんな条件の家は結構あると思います。
この避雷針ですが…
電気の法律の下には無いのです。Σ( ̄□ ̄;)ハッ?
ナゼか?(゚_ 。)ウニャ?
避雷針を読むと【雷を避ける針】になりますが雷は高くて尖った所に落ちる特性があるので返って雷を呼んでしまうのです。
誘雷針では?(^-^;ラクライシマクリ
実を言うと建築法の括りになのです。
建築基準法では高さ20m以上の建物には必要になります。
雷は高い所に落ちるので建物に落雷があるなら避雷針に落ちてくれ!!
みたいな運用になります。
雷の破壊力は強烈でコンクリートの建物でも簡単に破壊します。避雷針は建物を守る為にあるので避雷器とは字は似てても運用、効果がまったく違うので注意が必要です。
近くに避雷針があると雷がその針に落ちやすくなるのでアース経由でいらぬ誘導雷の被害を被る可能性があるのです。
不安を煽るような書き方ですが【可能性がある】ってだけなので基本は僅かです。
自家への直撃雷はほぼ避雷針へ行き避けられますのでこちらの効果のがメリットがあると思います。
さて…
長々と雷の話をしてしまいました(--;)ウムム
フーン程度で読んでもらえたら幸いです( -_-)ボソ
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