湖国の冬の味覚といえば琵琶湖の固有種ホンモロコ。
生物学上はコイ科のお魚とされております。
昔は琵琶湖を代表する魚としてたくさん獲れていたようですが、外来魚の増加などで激減。
以来ホンモロコは希少な魚とされておりましたが、近年養殖に成功したそうです。
滋賀県高島市の今津運動公園ではホンモロコが釣堀で釣れます。確か2000円ぐらいです。
また、現在では三方五湖や奥多摩湖、山中湖などにも移植されているとか。
てことは、京都や滋賀以外でも楽しめる可能性があるかもしれません。
ホンモロコといえば佃煮があまりにも有名ですが．．．どっちかっていうと湖魚の佃煮は苦手で。
まぁ．．．．世間一般には湖魚＝佃煮だと思われてますね。
ボクもそんなイメージでしたが、祇園のとある高級料亭でいただいた炭火焼．．これがもう美味すぎ！！
夢に出てきそうでした。笑 以来、淡水魚№1のおいしい魚はホンモロコに決定！！なのです。
でも、ホンモロコ炭火焼なんてそう簡単に庶民の口に入るはずもなく．．やっぱり希少なんですね。
ところが、京都にある行きつけのとあるお店にはあるんですよ。ホンモロコ。
会社から歩いて20分ほど．．．．久しぶりにおじゃましました。
そんなホンモロコの炭火焼。
じわわわわわ．．．．．炭火の上で焦げ目がつくまで焼きます。
養殖は天然と違ってやや脂がのってるそうで、天然とは少し違った味わいなんだとか。
焦げ目がついたらお酢にさっとくぐらせていただきます。
皮目の香ばしさ、さくっとした歯ざわり、口の中でほろほろと崩れていく淡白な身。
もちろんまるごといただけます。
ちなみに一番大きいのは子持ちでした。これがまた美味いのなんのって．．背徳の美味ですな。
さて、必ず食べたい冬の味覚、ようやく１ついただきました。ごちそうさまでした－！！
いや．．．．ホンモロコ以外にもまだ続きます。
