元風俗嬢だからこそ伝えられること（２）　

この記事は・・・

『元風俗嬢だからこそ伝えられること（１）』

の続きとなっています。

また、前シリーズである

『なぜ、《セクシャルセラピスト》として活動しているのか？』

の続編ともなっているので・・・
前シリーズをまだ読まれていない方は、こちらよりお読みいただけたら嬉しいです

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さて。
私の風俗嬢歴は・・・

最初は、やっぱり「ライトな風俗へ！」
ということで『性感マッサージ』のお店に。

いわゆる

「舐めない」「脱がない」「触られない」

というアレです

※これで笑える人は、経験者だけですな

求人誌には、よ～く書かれている文言ですが
実際は、この条件で働ける＆稼げるお店は、ほんの僅かっ

私も最初はさすがにイヤだったので、
この条件に拘って、何度も面接しましたよ～。

多分、面接店舗数は２ケタ越えてると思います。
（行き過ぎて＆昔のことで細かい数字は忘れた～

）

で、ようやく探せたお店で初のお仕事をしてみたところ・・・

意外と楽しかったっ！！

まぁ、今振り返れば、デビューの時ってほとんどの風俗店は
そのお店の優良顧客（常連）を付けるので、余計にそう感じんたのだと思いますが

それにプラスして、もらえる額がそれまでの額と違う訳でしょ～。
他の仕事と比べても時間給にしたら、めちゃくちゃ良い訳ですよ

なので、
「なんて素晴らしい世界なんだ」みたいに思っちゃってね

しばらくの間は
「なんで早く風俗をやらなかったんだろう？」とすら感じた程でした。

なまじ、私はテクニックは持っていたので
お客さんから喜ばれるし、「天職か？」くらいにも思ったりして

でもね～
やっぱり変な客は来る訳ですよ。

・ムリヤリ触ってこようとする客とか
・「やらせろ～」ってしつこい客とか
・時間が過ぎても還らない客とか　（あとでお店の人に私が怒られたり）
・連絡先を聞きたがる客とか

風俗を始めた時は、男性に対するトラウマもセックススクールでの勤務のおかげで
だいぶ解消された時だったのですが、

また、たまに何とも言えぬ恐さを感じる客が来た時は
風俗は、個室での接客になるので本当に恐かったなぁ

また新たなトラウマが出来てしまいそうな勢いでした。

でもね、この頃の私は「色々な男性がいる」と少しオトナな目線で対処出来る様になっていて。
そんな私に気付いた時は、ちょっと嬉しささえも感じていました。

「ホントに人間って、ちゃんとトラウマを克服出来る様になるもんなんだなぁ～」

って、この風俗経験を通じて感じることが出来たので
私にとっては、恐かったけれど悪くない体験だったのですよね

っと、こんな感じで風俗嬢初期時代は過ごしていたのですが～

変に「すぐに稼げる」という感覚が身に付いて
でも、どこかでココロが満たされていない

という２つの状況が重なると・・・

お金遣いが、すんごく荒くなるんですよねっ

っとね、
これは、【風俗嬢あるある】なんですが・・・

借金を減らすために風俗に入ったはずなのに
借金を返すどころか、余計に膨らませてしまう

ということがあるのですが
過去の私は、こんな非常～に残念なことをやらかしてしまったのです

そう、多少お金を使ってもね・・・
「また明日稼げばいいや！」って、すぐ散財しちゃうんですよ

というのも、風俗の仕事ってなんだかんだ言ってストレスも結構かかる仕事だしね、
これも今振り返ると、それまでの抑圧が【散財】というカタチで出てしまっていたのですが・・・

すぐに

「今日はご褒美」

とかって使いまくってしまって。

しかも、その上に、その時の私は色々と勘違いを起こして天狗になっていたので
どんどんお客さんは離れていってしまって、それまでみたいに稼げなくなっていたんです

最初にいたお店では、だんだん、埒が明かなくなってきたので
他のお店に行ってみたりしたのですが・・・

（このことを業界用語で『転々（てんてん）虫』と言います

）

ホント、昔の私はバカ丸出しだったので

そこでも同じ様なことを繰り返すんですよね。。。

で、最終的には、

「もっと稼げる場所『ソープ』に行かないとダメじゃん」

っていう状態に陥り・・・
ソープ嬢へと転身することになったのです。。。

（この記事に続く・・・）

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