お財布=生活を支える道具…なんだねえ | 手が知っている異界の彩~絵師・緋呂 展示館~

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神・仏・天使。そして、「あなた」の光を、緋呂が描きます。陰陽併せ持つ「人間」の中に、すべては在る。
描くべきもの、進むべき道。すべては、手が知っています。

昨日のお財布ツアーでは、私は、自分の新しい財布に出会わなかった。

かなり近い…というのは、いくつかあったけど。

決定打に欠ける。




まず、最大の問題。

「そのブランドのロゴマークがいっぱい型押ししてあるものは、ほぼNG」

ということ。


色やデザイン、内部の作り…そこまではかなりイイのだけど…問題は、そのブランドマークの型押し。

他のブランドでも、そういうことは多々発生。

これがなければOKなんだけど…と思ったものは、いくつかある。



看板なんか、どうでもいい。
そもそも、どこのブランドとか、全然、興味ないし。
知らないし。
知りたいとも思わない。

そのブランドのマークが、自分が許容できるモチーフであればまだしも。

レディスブランドの多くは、まずマークのデザインがイヤ。


全面にたくさん小さく型押ししてあるのは、それだけでイヤ。



表側はかなりよくても、財布を開けた時の内張に使われている布の柄が全然NG…というのも、いくつかあった。




昨日一日、あれこれと見て。
メンズブランドの方が安心して見てられることを実感した。

ものすごく惜しい、という財布も、メンズの方にあった。

さんざん見て回った結果、今フィットする財布のブランドだけは判明。
といっても、そのブランドしかもう探さない、ということは全くない。

ブランドは、果てしなくどうでもいいので。





夜、自宅に戻ってから、画像検索して、今欲しい色から、探してみた。

そうそう、私が「今度買うならこの色」って思ってた色は、マーヤ先生の鑑定の中でオススメの色に入ってた(^^)
どの色でもいいな、というのが数色書かれていたので、今後も活用させていただきます(^^)v




色がハッキリ決まってるから探すのも楽。
さらに、かなり理想的なスタイルも絞れていたから、そんなに手間なく、いい感じのもの…実際に店頭で見てみたいと思うものを、見つけた。

一つは、店頭でかなり惜しかったブランドの、他のシリーズ。
昨日の店頭には置いてなかったものに、かなりイイ感じのものがあったので。
手触りとか内部の作りは、実物を見てきたから、だいたい見当がつく。


もう一つは、全然知らないし昨日は全く見かけることもなかったブランドの製品。
こちらは、かなり見た目、私の好み。
後は、実物の触感とか、大きさとか…そういう、実際に触ってみないとわからない部分をチェックしたい。


どちらも大阪にあるので、予定外に、大阪まで行くことになりそう。
私のここまでの人生で、そんな風にしてまで財布を買ったことは一回もないので…それはそれで、新しい体験になって、いいかもね、と思う。

二度目にもそこまでするか…は、また別問題だけどね(笑)






そして。
画像検索であれこれ見ながら、ふと…思った。


自分は、これから、どこへ向かうのか。

今まで自分がやってきたこと…今までのスタイルとは、かなり違ったところに今、舵取りを向けようとしている。
それは、間違いない。


だけど…昨日、店頭で、ここが○○なのがいい…こっちは△△なのがいい…という「判断基準」は、全て、「今までの自分」として積み重ねてきたものから発しているものだ。

財布に収納力をまず第一に求めていたり。
小銭入れも、L型ファスナーがいいっていうのは、小銭がじゃらじゃら入ってる中からキッチリとレジで端数を払いたい時に探しやすいため…だし。


で。
今までのそのパターンで、今後もするのか?

財布の中身をちゃんと日々チェックして整理をしていく…という習慣をつけるには、マメに中身を出し入れしなきゃならないようなスタイルの財布にチェンジしてしまう方が、いいんじゃないの?

デザインや触感が気に入ったものなら、日々使う…整理するのも、楽しいでしょ、多分。

今って、ものすごくどうでもいい選び方をした財布…それも、ワゴンの中から「マシかな」ということで掴んできた1000円の財布…を、壊れてないし、まあいいか…っていう消極的理由でずっと使っているに過ぎず。

見てても楽しくないし。
愛着とかも、別にないし。

扱いもテキトーになる。

第一、家に帰ってから財布を開けるということが、ないわけだ。


そもそも、「いやあ、それじゃあお金も逃げるよねえ」という風に思うから、自分に合う財布に変えようと思ってツアーに参加してるわけだよ。


だったら…。

いっそ、ここで、「メンテを長くしなくても平気」な、適当に何でも放り込んでおいて、そのまま何日も過ごせるような、分厚くなっても大丈夫なもの…なんか、選ばないほうがいいんじゃないのだろうか。



…と、選び方を修正する方向に…と、考えが変わっていったのだねえ。





だとしたら。
店頭で、かなり惜しかったブランドのものは、今購入してもいいのかも知れない。


まあ、昨日ネットで発見した、デザイン的に好みな製品も現物をチェックしたいので、決めるのはその後…ということで。





それにしても。
今までこんなに考える財布選びは、したことがなかった。

看板は果てしなくどうでもいい。
実用的であること。
余分な装飾は不要。
内張は派手でもいいが無地か、シンプルで目立たないもの。

収納力を外しても、他の点はやはり、外せない。
特に内張が派手な柄ものなのは、見た瞬間にげんなりするから、絶対NG。

そういうことを、きちんと明確にしてみると…これが、今の私の「価値基準」なんだな~ということが、よくわかる。



そして。
財布、というのを「生活を支える道具」の一つ…として、改めて考えてみると。

適当に選んだ適当な「道具」で、今、生活を支えているんだな~…って、ことに、なるわけだよねえ…。



手帳と財布は妥協するな、って言うけど。
本当に、そうなのかも知れない…。

手帳は今、ほとんど使わなくなってきてるから…ともかく。

財布は、使わなくなる…ってことは、ないもんねえ。