中小企業こそ新卒社員の採用!その理由は・・・? | 松井 桂 オフィシャルブログ

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皆さんこんにちわ。
松井です。

普通は4月1日入社ですが、いろいろとあって5月1日入社で新卒社員を3名採用したお付き合い先があります。

先日、そちらの3名の方へ外部講師として、研修していくことが決まったのですが、まず第1回として社会人として成功するために大切な船井流成功の3要素のお話をさせて頂きました。

また、5月になって船井総研にも新卒社員の方がチームへ配属されました。我が宮内チームへは髙田さんという方が配属され、なんと新卒でありながら、宮内と同じ年という異色の新卒が来られました(笑)


私の感想として、2つ。

①やはりやりがい重視であり、待遇面は二の次にある傾向
②女性は意見をはっきりと言えるが男性はイマイチはっきりしない

というところでしょうか。これは良い悪いではなく、そういった世代であり、傾向があるということを認識し、今後の住宅購入層もこうした世代への対応が必要になることを考慮していきたいと思います。

話は若干ずれて、新卒採用というと多くの方が大手の戦略、大手しか採用できないと思われがちですが、中小企業こそ新卒採用が必要だと考えます。ただし、今回の上記に上げた3人もそうですが、即戦力ではありません。採用にも教育にも時間がかかる。これは新卒である以上、仕方ないことです。

ではなぜ新卒を採用するのか?

未経験だが、スタンスの良い人材を採用した方が長期的には次世代のリーダーを育てることができるからです。

もう少し詳細にお話しますと人材を2軸でマトリックスにして、横軸にスキルがある人、スキルが無い人、縦軸にスタンスが良い人、スタンスが悪い人を配置すると、

①スキルがあってスタンスが良い人材
②スキルはない(未経験)がスタンスが良い人材
③スキル(経験or実績)はあるがスタンスが悪い人材
④スキルもないし、スタンスも悪い人材

に分けることができます。

良く①人財②人材③人在④人罪などとも言いますね。

もちろん、採用したいのは①ですが、大手に比べて知名度がなく、給与も負ける中小企業がこの①を中途で即戦力として採用しようというのは困難な場合が多いはずです。

そこで、②か③を採用することになるのですが、一般的には短期的な効果が期待できる③を採用してしまいがちです。しかし、③はスタンスが悪いために、ネガティブだったり、素直ではなかったりして会社に実績をもたらすどころか悪い影響を与えかねません。さらに過去の中途半端な実績があったりするとさらに悪い影響となります。

そこで、やはり②を採用することが実は時間がかかるようで一番の近道だということです。詳細はブログにも貼ってある5月29日のセミナーでお話できると思います。
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1334143561_4.html
(^^;私の結論はもう言っていまいましたが・・・(苦笑)


そして、今、新卒が入ってきた部署でおきていること。それは今まで一番新人だった人材の活性化です。実は直接的にはここへの影響が一番大きいのではないかと思います。

今まで1年目ということで、ある意味失敗が許された人材が、先輩となることでの責任感が生まれとても成長します。こういった活性化こそが組織を良くする材料になります。

今日は少し長くなりました。

あっ答えは言ってしまいましたが、セミナーには是非来てください。私の講座ではなく、A講座で加美野の講座を受講頂ければ大丈夫です(苦笑)

ではまた明日!