庶民の台所 ルイノク(市場)     アルメニア | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

スーパーマーケットめぐりも楽しいですが、ルイノク(市場)もお勧めです。


見学だけなら語学は必要ありませんが、ぼったくられずに買うならアルメニア語かロシア語は

必須です。私の場合、ロシア語で100とか1000とか、キリのいい数字は理解できるけれど

例えば1255とか半端な数字は理解不能なので、値切り交渉でも無理やり1000とかキリのいい

数字に持ち込もうとします。せっかく売り手が750ドラムまで値切ってくれたのに750という数字が

理解できないから、「じゃあ1000ドラムで!」(笑)

相手にしてみればいいカモです。


※ロシア語で50(ピェッジェシャート)は日本語のように単純に5(ピャーチ)と10(ジェーシャチ)を

 くっつけたらいい訳ではありません。ロシア語は難しいですね。


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壁画が楽しいエレバンの住宅街のルイノク



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(左)住宅街にあるルイノクの建物部分 外観

   旅行前にグーグルアースを見ていたら、ホテルから1kmくらいのところにルイノクが

   あることを発見。さっそく散歩がてら行ってみました。


(右)スルグニなどコーカサスのチーズは長寿のもと。日本にも空輸されないかな。

   隣国グルジアではパンに載せてチーズパン(ハチャプリ)にします。


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こちらはエレバンの中央市場。住宅街のルイノクに比べてボッタクリが多いです。

コーカサスは生フルーツ、ドライフルーツともに豊富。
特にアプリコットはアルメニアの名産品。


アルメニア人のガイドさんが値引き交渉してくれたのですが、店員にボッタクられて


店員   「値引きはしないよ。外国人には高く買わせればいいじゃないか。」

ガイドさん「アルメニアの恥です。もう、ここで買うのは止めましょう!」

とガイドさん自身が怒ってしまい、結局ドライフルーツは買えませんでした。



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(左)チュルチュヘラ

コーカサスのどこでも見られる伝統菓子。ナッツを葡萄汁に漬けてアメ状にしたもの。

毎年、葡萄収穫の時期に作って保存します。


(右)アルメニアのナーン ラヴァーシュ売り
   隣国イランと同じタイプの薄いナンです。お肉や薬草、チーズを巻いて食べます。


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(左)近所のおばさん達が自家製ジャムなどの売り物をバケツに入れて持ち寄った一画

   闇市みたいで楽しい。


(右)建物の外にもテントの露店が密集しています。アルメニアは治安が良く、スリなども

   ほとんどいないと言われていますが、人ごみでは貴重品に気をつけるに越した

   ことはありません。



アルメニア・エレバン 2011年8月