午後3時くらいにキリキアレストランで思う存分伝統的アルメニア料理を食べたので
なかなかお腹が空きません。そんな日の夕食は軽くスープのみで終了。
隣国グルジアのスパイシーなスープをいただきます。
（上）グルジアの国旗
グルジアはスターリンを始めとして、大相撲の黒海の出身地としても知られる国。
昔から反ソ感情の強い南オセチアなどを抱えており、ついには2008年にはロシアと戦争となり
現在はロシアと決別して親米国家の道を歩んでいます。
ハルチョー
牛肉、米、コリアンダーの葉、胡桃、トケマリ（プルーンの一種）、胡椒などで作る
スパイシーで酸味のあるグルジアのスープ。
スパス
以前も紹介したカスピ海ヨーグルト（マツォーニ）のスープ。バターとコリアンダーの葉を
浮かべていただきます。これで胃腸もスッキリ。
（左）ウォーターパーク
（右）ウォーターパーク周辺は標高1000ｍと高く、エレバン市内でもいくぶん涼しい地域
ここはホテルに隣接したウォーターパーク内のプールサイドレストランなので子連れが
非常に多いです。
時計が21時になりかけた頃、店内ではロシアや旧ソ連邦ではどこのレストランでも
お決まりのバンドの演奏準備が始まってました。
あれが始まるとロシア人は皆、踊り始めるのですが、耳が痛くなるほどの場違いな大音響の
生演奏は外国人にとって騒音以外の何物でもないので、そそくさとお会計を申し出ました。
しかし、時既に遅く大音響の演奏が始まってしまい、外国人の我々夫婦を除き、アルメニア人の
お母さんも小さな子供までもが全員踊り始めました。
こうなるとお会計のボーイも来なくなるので、しばらく「爆音」に付き合うことになりました。
旧ソ連の習慣の中でも、これだけはどうしても馴染めません。
アルメニア・エレバン ウォーターパーク 2011年8月