サイパンやグアムを訪れたら試したいのがチャモロ料理。
今回はサイパンの繁華街ガラパンの外れの寂しい場所にポツンと建つ
ローカル色濃いBAR&シーフード料理店ABYSS。
今回はチャモロ料理の代表格ケラグエンをいただきました。
まぐろのケラグエン
やしの木からココナッツの実を落とし、実を二つに割ってココナッツパウダーを削りだして
肉や魚を塩、胡椒、生姜、玉葱、唐辛子とマリネします。最後にレモン汁をかけて出来
上がりの手間のあまりかからない料理です。
他にタコ、牛肉、チキンなど、いろんな具材で作られたケラグエンを見かけます。
(左)ツナのシシグ(フィリピン料理) Sizzling Tuna Sisig (USD10)
サイパンやグアムには移民や出稼ぎのフィリピン人が持ち込んだ料理が
根付いています。シシグはマニラ郊外のアンへレス名物。胡椒が効いてます。
(右)バッファローウイング(HOT)
テニアンの島唐辛子でピリ辛に。セロリスティックが添えられています。
かつおの刺身(サイパン風日本料理)
ここのカツオのお味はまあまあでしたが、南太平洋の島の中でもパラオや
ニューギニアなど日本のマグロ漁船が寄港するような場所の日本料理屋には
冷凍前のとびっきりのマグロが出回っている可能性があります。
そんな所で食べるトロは旨いんだろうな。
怪しげな店内
チャモロ・ローカルの溜まり場でBARも兼ねています。
観光客ゼロでした。フィッシャーマンズ・レストラン&BAR ABYSS (サイパン)
2009年12月訪問