南インドのコーヒー | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

南インドではチャイ(紅茶)以上にコーヒーに人気があります。

その見た目と味わいはまるでイタリアのカプチーノのようですが、泡立て方については

インドとイタリアでは大きな違いがあります。


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まずはこのようなスタイルで提供されます。ポンディーバザールにある

コーヒールームで確か5ルピー(=約10円)前後


十分泡立っているのでそのまま飲もうとしたら、周囲の席が騒々しくなりました。


「おい、外国人、そのまま飲むのか?よ~く混ぜてから飲むんだ。」


周囲のお客さんはそんな事を言いながら手でかき回すゼスチャーをするのでした。


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見かねたウエイター氏が泡立て方を実演。

皿を上下に持って交互に高いところから注ぎます。

これでバッチリ泡立って美味しいコーヒーの完成です。

日本人には甘すぎるくらいの砂糖が入っていますが、この気候にはこれぐらいが

ちょうどいいのです。


ところで北インドに比べて、南インドの人って愛想があって親切ですね。
デリーからやってくると何だかほっとします。