ジャマー・マスジッド    デリー | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

デリーに到着して一夜明けて日曜日の朝。

ホテルで朝食の後は市内観光に出かけます。今日のデリーも40度を超えそうです。



デリー地下鉄の話


地下鉄の駅には空港のようなX線手荷物検査金属探知器があります。

切符はモスクワの地下鉄のようなトークンと呼ばれるプラスチックのコイン。

駅構内は撮影禁止なので写真はありません。


インド人にとって地下鉄はまだ珍しいのか、乗る人々はどこか緊張した面持ちです。

(コルカタには昔から地下鉄がありますが、デリーでは出来て日が浅いです)

奥さんが「意外とマナー良くて快適ね」と言ったのですが、実情を知ってる私は

返す言葉がありませんでした。というのも・・・


下車しようとしたら、ホームにいる群衆が我先にどーっと押し寄せてきて、

各ドアで相撲大会が繰り広げられるのでした。

降りる人と乗る人が真っ向から相撲一本勝負で、降りる人は降りれず、乗る人も乗れず。

しかも、両者とも一歩も引こうとはしないのです・・・。


駅ごとにこんなことを繰り返すから乗降に異様に時間がかかるのです。

彼らが整列乗車というものを覚えるのはいつのことか。

(単なる習慣なのか?空いている駅でも降りる人、乗る人が猛ダッシュでドアに突進します)

インドは10億を超える人口なので、生き馬の目を抜くようでないとダメなんだろうな。


世界の食卓  グルメ探求の旅-d1 ジャーマーマスジッド (金曜モスク)


シャージャハーンが1658年に建立したインド最大級のモスク。

ミナレット(尖塔)は50ルピーで登ることができ、頂上からは上の写真のようにデリー旧市街が

眺望できます。上から眺めても埃っぽいのと、物凄いクラクションの嵐。


インドではよくあることですが、頼んでもないのに自称ガイドがどこからともなく

ついてきて、最後にチップを請求されることになります。説明が良かったらそれなりに払っても

いいのですが。


奥さんはモスク内で肌を隠すためのショールを強制的に貸し出されて、出る時に200ルピーを

請求されました。結局、ここではいろんな人々からお金を巻き上げられることに

カメラ持ち込み料は1台200ルピーでした。


世界の食卓  グルメ探求の旅-d2 世界の食卓  グルメ探求の旅-d3


(左)赤砂岩と大理石のコントラストが美しい。外の喧騒から一転しそこは静寂の世界。

   ただし裸足で歩くことになるので夏場は焼けるように暑いので注意。



(右)路上の山羊