夕食は3人でラリットホテル内のインド料理店「バルチ」にて
ところでバルチってどこ?お店の解説には「インド北西辺境地域」と書いてありますが。。。
①現パキスタン西部のバローチスターン州
②北部カシュミールのバルチスターン地域(パキスタン西部の州とは無関係)
①の地域は豪快なサッジーに代表される焼き物系が旨いことで有名ですが、店のメニューに
ないところをみると②かな?位置的にも②が有力ですね。
茄子をスパイスとマンゴーパウダーで作ったグレイビーと混ぜたサブジ
日本でこれほどまでにスパイスの深みを感じたことがありません。
やはり現地で食べるカレーが旨いのはスパイスが挽きたて新鮮だからでしょうか?
ミントとカレーリーフでマリネしたチキンをタンドリー窯で焼いたもの
チャンプは以前、パキスタンのムルターンという地方都市で食べたことがありますが、
タレが絶妙でした。どうやらこの料理はタレが命のようです。
Zuffrani Subz Biryani ザフラニ サブズ ビリヤニ
野菜とサフランを使った高貴なお味のベジタリアン向け壺入りビリヤニ
弟も奥さんも大満足の一品
胡麻たっぷり。針金で模様をつけたようなナーン。ナーンはアフガン方面からインドへ
伝わりました。アフガンのナーンは巨大なわらじ型や丸型が多いです。
(右)ウエイターが皿に盛り付けてくれます。白いのはライタ
グリーンレモンジュース
ここのアチャールは未熟の青マンゴーのオイル漬けでした。
お会計はミュージックチャージ込みで一人2,300円前後。高いと言えば高いですが、
日本では到底味わえないスパイスの芸術に3人とも大満足で店を後にしました。
バルチ ラリットホテル内 (インド・デリー) 2009年7月