空港の両替はトーマスクックで思いのほかすんなり終了。2人で一週間4万円替えれば
十分でしょう。ほとんど100ルピー札で渡され、数えるのが大変でしたが使い勝手がいいので
良しとしましょう。(1000ルピー札は街ではなかなか受け取ってもらえないので)
相変わらず埃っぽいデリーの街を抜けて明るいうちにホテルに到着。
kashiwanがデリーで常宿とするラリットホテル(旧インタ―コンチネンタル・グランド)
最近、インド資本になって5つ星から4つ星に転落。
前回は半年前に泊まったのですが、名物のターバンを巻いたドアマンも健在。
変わったところと言えば、昨年11月のムンバイのテロの影響でセキュリティーが随分と
厳しくなったこと。写真のような車止めはホテルの敷地内はもちろん、周辺道路も警察が
いつでも封鎖できるような態勢でした。機関銃をもった警備、入口ではX線手荷物検査と
金属探知器。 エレベーターにも金属探知器と各階に警備員。
到着初日ぐらいはロングフライトの疲れを癒したいと思い、高級ホテルであるラリットホテルを
某インターネットのホテル予約サイト(外資系)で予約していきました。
ところが、フロントでバウチャーを提出すると、サリーのフロントおねえさんが、
「あなたの予約は無いわ。至急ここへ連れてきた旅行社と連絡とって。」
「えっ、そんなばかな。もう一度確認してくれる?それに個人だから旅行社の
ガイドはいないし。インターネット予約サイトの○○○で予約したんですけど。」
「○○○?よくわからないわ。とにかく旅行社と連絡とって。」
このフロントのお姉さんじゃ、埒があきません。
すぐにホテルのビジネスセンターから英国にある予約サイトのコールセンターに国際電話で
助けを求めましたが、留守番電話でした 通話1分270ルピー
結局、丁寧で信頼できそうな男性マネージャーが出てきて、とりあえず空室があるから
チェックインさせてもらえることに。どうやら予約サイトの○○○からホテルへ料金が
支払われてないようです。詐欺同然ですね、まったく。帰国したら抗議しよう。
クレジットカードを担保にチェックイン完了。予約サイトが支払ってくれなかったら、
僕のカードから引き落とすそうです。既に日本で予約サイトに支払い済みだから二重払いに
なってしまいますが。
一件落着し、ふと弟のほうを見ると、今度は弟が別件でビジネスセンターとトラブっているようです。
まったく使えないホテルですね。インターコンチ時代から何かとトラブルの多いホテルでしたが、
相変わらずですね。でも、立地が最高だから毎回使ってしまうのです。
客室はトリプルで16,000円。テロと世界不況でデリーのホテル代金は一気に値下がりしました。
弟の分は私が払ったので申し訳ないがエキストラベットで寝てもらうことに。
20Fの客室からはインド国鉄の線路が見えます。
ニューデリー駅に近いせいで、汽笛を鳴らしながら”深夜特急”が絶えず入線してきます。
「インドではトラブルを楽しんでください!」と奥さんと弟にレクチャーしているのですが、
早速のトラブルでちょっとお疲れのようです。
サンバルやイドゥリー、コリアンダーやココナッツチャツネなど
じゃ、お腹も空いたことだしインド料理でも食べに行きましょうか!!