都内で食べるビリヤーニー vs キチュリー(スパイス粥) | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

Biriyani(ビリヤーニー)はインド亜大陸を代表する炊き込みご飯。

このブログでも多数取り上げてきたので、詳しい説明は省略。


最近は都内でもビリヤーニーが食べられるお店は数多いですが、

今回はJR品川駅構内にあるシターラ・ダイナーのマトンビリヤニをいただきました。
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ここのはカルダモンとプラム(またはデーツか?)のアクセントが

印象的。全体的に主張の強いスパイス使い。こんなパンチの効いた

ビリヤニは都内でも珍しいのではないでしょうか?

セットにはクルチャとライタがついてます。




Kichuri (キチュリー)は消化に良い食べ物として南アジア諸国で

食べられています。

特にベンガル地方では病人に食べさせたり、離乳食としても用いられます。

健康な人でも「雨の日」や「2月」に好んで食べる風習があるようです。


また、肉料理の多いパキスタンでは、胃の調子の悪いときに好んで食べられる

ようです。


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キチュリー  (バングラデシュ料理店 ジャラル・築地にて)



食感はスパイシーなリゾットといった感じです。

ビリヤニとは全く違う米料理。たまにはいかがでしょうか?


具は豆が一般的ですが、西インドのマハーラ-シュトラ州では海老を使うことも。

また、キチュリーにはパパド、アチャール(漬物)、ライタ(ヨーグルト)が添えられることが

多いです。