今日はデリーではなく、久々に東京のカレーを更新します。
お店は、このブログでも何度も登場している池袋のパキスタン料理マルハバです。
先日、久々に訪問しました。
店内のお客さんは労働者風のパキスタン人、お店のテレビからはパキスタン・カラチより
放映されるウルドゥー語ニュースが流れています。番組ではインド・ムンバイのテロに
関与したとされるテロリストのアジトを急襲した時の映像と、容疑者やテロに対する
街の人の声を放送してました。
相変わらず日本離れした店内で、とてもここが東京だとは思えません。
チャプリ・カバーブ Chapri Kabab(別名; ペシャーワル カバーブ)
チャプリ・カバーブはわらじ大のビッグなカバーブでパキスタン北西辺境州
ペシャーワルの名物。
ウルドゥー語の「草履」(チャッパル)に似ていることから命名されたとされますが、
別の説もあります。現地で食べるならペシャーワル旧市街にあるサラティーンホテル
1Fの食堂がお勧めです。
羊肉に香辛料たっぷり、すり潰した豆や赤唐辛子のみじん切りも入って深い味わい
です。このお店、ビリヤーニーとマトンカラヒが有名ですが、チャプリ・カバブも
是非名物に推したいと思います。
ムガール帝国風のチキンカレー。ヨーグルトと溶き卵が特徴のソースが印象的。
マルハバでは上に茹で玉子を乗せて提供。まろやかでコクがあります。
(右)この店の定番 マトン ビリヤーニー
バスマティ米に埋もれたマトンが柔らかくて美味。ご飯もスパイス使いが絶妙です。
パキスタン・カラチ市内の名店 「スチューデント・ビリヤーニー」のものに似ている
気がします。
パキスタン料理マルハバ 東京・池袋
イスラームの戒律により店内は禁酒ですが、本格的なパキスタン料理を味わえます。