ラオス、タイ東北部と旅してきましたが、ようやく首都バンコクへ戻る日がやって
きました。
ラオスの首都、ビエンチャンが半ゴーストタウン状態なのに驚き、
タイの田舎ノンカイへ着いたときに(日本ではほとんど利用しないくせに)コンビニが
あって「物が買いたい時に買える」という日本では当たり前のことに嬉しくなりましたが、
バンコクはそれらと比較にもならないほど、苦労無く何でも揃う別世界なのであります。
タクシーやバスが無いのでウドーン・タニ―の空港まではホテルに送迎を
お願いしました。(400B)
空港まで7kmの道のりですが、アクセス道路が未整備なためか、牛の大群のいる狭い
くねくね道や、洗濯物がなびく民家の軒先を低速で進み30分ほどかかりました。
タクシーだったら遠回りされてるんじゃないかと疑ってかかるほど、空港へ向かうとは
思えない沿道風景でした。
ノックエアーの航空券はインターネットで購入。
ウドーン・タニーからバンコクまで運賃が715バーツ(約2280円)だったのですが、
燃油サーチャージが1050バーツ(約3360円)と運賃を上回るのが納得いきませんでした。
こういう格安航空会社(LCC)では、こんな逆転現象が起き始めています。
クルーは黄色のユニフォームです。(左の写真)
バンコクからウドンに到着したノックエアーのB737-400。地上作業も早業で30分の
滞在時間で折り返します。右はノックエアーのロゴの入った日傘をさして駐機場を
歩く到着便の搭乗客。
ノックとは「小鳥」の意味。紫のほか、緑、黄色など、いろんなカラーの”小鳥”が運航されて
います。
格安航空会社につき機内食は有料なので、ウドーンタニー空港にて軽いランチ。
写真は堅いパンにハムをはさんでスイートチリソースをかけたタイ風ホットドッグ。(15B)
(右)軍民共用のウドーンタニー空港ターミナル。
飛行機へは先程紹介した日傘をさして徒歩で向かいます。
積乱雲とパームツリーが南国らしいですね。
機内の仕様はタイ航空のB737と同じ。救命胴衣にはTGのロゴ、座席の模様もTGです。
そう、ノックエアーはタイ航空の格安部門なのです。
機内サービスは水が無料、他は有料です。
機内ではノックエアーグッズの販売があり、記念にひとつ購入。
DD9211便は1355にウドンを出発。わずか50分の飛行で国内線専用となったバンコク・
ドンムアン空港(DMK)に到着。
バンコク・ドンムアン空港にて
かつての国際空港は閑散としており、わずかにタイ航空の国内線の一部と
ノックエアー、ワン・トゥー・ゴー航空が残るのみ。
旧国際線ターミナルは使われてませんでしたが、2本の滑走路に囲まれた名物ゴルフ場は
健在でした。滑走路を走行中の機内からは、翼の先スレスレの場所でゴルフを楽しむ
プレイヤーとキャディの顔がはっきりとわかります。
世界中でもこんなスリリングなゴルフコースはそうそうないでしょう。
空港から市内(シーロム)まではメータータクシーで高速代込み260B(約800円)。