ノックエアー  DD9211便 UTH-DMK | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

ラオス、タイ東北部と旅してきましたが、ようやく首都バンコクへ戻る日がやって

きました。


ラオスの首都、ビエンチャンが半ゴーストタウン状態なのに驚き、

タイの田舎ノンカイへ着いたときに(日本ではほとんど利用しないくせに)コンビニ

あって「物が買いたい時に買える」という日本では当たり前のことに嬉しくなりましたが、

バンコクはそれらと比較にもならないほど、苦労無く何でも揃う別世界なのであります。


dd1 タクシーやバスが無いのでウドーン・タニ―の空港まではホテルに送迎を

お願いしました。(400B)


空港まで7kmの道のりですが、アクセス道路が未整備なためか、牛の大群のいる狭い

くねくね道や、洗濯物がなびく民家の軒先を低速で進み30分ほどかかりました。

タクシーだったら遠回りされてるんじゃないかと疑ってかかるほど、空港へ向かうとは

思えない沿道風景でした。


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ノックエアーの航空券はインターネットで購入。


ウドーン・タニーからバンコクまで運賃が715バーツ(約2280円)だったのですが、

燃油サーチャージが1050バーツ(約3360円)と運賃を上回るのが納得いきませんでした。

こういう格安航空会社(LCC)では、こんな逆転現象が起き始めています。


クルーは黄色のユニフォームです。(左の写真)

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バンコクからウドンに到着したノックエアーのB737-400。地上作業も早業で30分の

滞在時間で折り返します。右はノックエアーのロゴの入った日傘をさして駐機場を

歩く到着便の搭乗客。


ノックとは「小鳥」の意味。紫のほか、緑、黄色など、いろんなカラーの”小鳥”が運航されて

います。


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格安航空会社につき機内食は有料なので、ウドーンタニー空港にて軽いランチ。

写真は堅いパンにハムをはさんでスイートチリソースをかけたタイ風ホットドッグ。(15B)


(右)軍民共用のウドーンタニー空港ターミナル。

   飛行機へは先程紹介した日傘をさして徒歩で向かいます。

   積乱雲とパームツリーが南国らしいですね。



機内の仕様はタイ航空のB737と同じ。救命胴衣にはTGのロゴ、座席の模様もTGです。

そう、ノックエアーはタイ航空の格安部門なのです。


機内サービスは水が無料、他は有料です。

機内ではノックエアーグッズの販売があり、記念にひとつ購入。


DD9211便は1355にウドンを出発。わずか50分の飛行で国内線専用となったバンコク・

ドンムアン空港(DMK)に到着。



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バンコク・ドンムアン空港にて



かつての国際空港は閑散としており、わずかにタイ航空の国内線の一部と

ノックエアー、ワン・トゥー・ゴー航空が残るのみ。


旧国際線ターミナルは使われてませんでしたが、2本の滑走路に囲まれた名物ゴルフ場

健在でした。滑走路を走行中の機内からは、翼の先スレスレの場所でゴルフを楽しむ

プレイヤーとキャディの顔がはっきりとわかります。

世界中でもこんなスリリングなゴルフコースはそうそうないでしょう。



空港から市内(シーロム)まではメータータクシーで高速代込み260B(約800円)。