写真詩で綴る、失われた自分を探す物語。全16回の予定です。
ストーリーを意識しているので、第一回 から順に見て頂けると嬉しいです。
目次が第一回 にあります。
『流れ込む夏のかたち』
第五章 流れ込む夏のかたち
詩 「デッキチェア」
伸ばしたつま先の砂をはらう
うつむく前髪が揺れる
風向きが良い
ちょうど良い具合だ
サイドテーブルに並べたお気に入り
冷たいグラスをを傾けようか
それとも愛する写真集の
36ページを開こうか
やさしい
やさしい夏の午後だ
かっぱぶいこ
第十五回はこちら
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